ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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生産性が無い生き方を選択した私

LGBTの人達は「生産性が無い」ので税金をつぎ込むのはいかがなものか?
と言う事をおっしゃったらしい杉田水脈国会議員。
友達との話題にも上るので、わたしの考えをまとめます。

その昔、オバマ大統領の選挙戦最中、ドイツのテレビ局が特派員にアメリカの田舎の村で「オバマ候補についてどう思われますか?」と言う質問を村人たちにインタビュー。
村人A(牧師さん風)「いやー、オバマ氏は黒人ですよ。アメリカの大統領には無理ですよ。」
村人BCD以下同文。
このインタビューを見ながら、
「え、これって公共放送で放送してもいいの?アメリカでは大っぴらに黒人差別発言しても許されるの?って言うか、コレ言っちゃいけないって学校で教えないの?」

ものすごくびっくりしたので覚えてるんですが、ま、無事大統領になられたのでちょっとホッとしました。(トランプさんがなったのには開いた口が今もふさがりませんけどね。)

で、今回の杉田国会議員の発言は「黒人は大統領になれないでしょう」って普通に言ってたアメリカ一般人に対しての衝撃よりも大きかった。

おお、国会議員が言っちゃったよ。うわー、日本って民度低かったんだ。

日本、世界各国にどんな国を目指して欲しいか。私は
「自由で人生の選択肢がたくさんある国。様々な生き方を許容してくれる場所。」
と今の所思っています。

まず貧しければ、明日食べる事を考えなくてはならないので自由は極端に制限されます。インフラが整っていなければ快適な生活が送れず、衛生面でも安全面でも不自由です。教育制度が整っていなければ学ぶ自由が制限されます。
言論だけでなく、あらゆる教育、技術、芸術は自由を目指す。と。

さて、それならば杉田議員は自由にご自身の考え方を述べた事に過ぎないのではないか。と言うことですが、そこは、「他人の自由を奪ったり貶める事はしてはいけない」と言う基本的なルール(モラル)に反します。
ゴミのポイ捨てをして「私の自由でしょ」っと一緒です。

子供を産まない人生を選択した私は、少子化問題を女性の「生産性」を基点にした意見には大変敏感です。

諸悪の根源を地で行ってますもの。おっほほほ・・・

私は子供を産まなかった事に関して社会に対し、申し訳ないとか、心の中で思っていないと思います。謙虚でなくてすみません。
産みたくても産めなかった人の事を考えた事があるの?という意見が子供を無んでない女はダメ、みたいな意見のカウンターパンチとして用意されております。
・・わたしは産もうとする努力もしませんでしたよ。

若かりし頃、お付き合いしていた人との間に子供を、と思った事は無くも無い。でも将来子供を産まなかったという事を後悔する日が来るかもしれないから、現状の生活を捨てて子供を産もう。とは思わなかった。
確率から考えて、目の前の仕事捨てて子供を産んだ方が将来後悔するなと判断した。お子様をお持ちの方達も「国のために」子供を産んだ訳ではないと思うんですが。

私は子供を産まない人生を選択する自由を行使した。

これができた事を感謝します。
家庭をつくらない人生は個人が「金銭的にも独立している」と言う前提条件がつきますので、この点はいろいろ考えて実行した。

自由で人生の選択肢がたくさんあって、いろんな人を許容できる場所であるためには、国が他国より強くなければならないでしょうか。
明治初期1872年の日本の総人口は3500万人足らずだったそうです。
人口が爆発的とい言っていいほど増えたのは20世紀に入ってからですよね。

その頃は富国強兵、人口増が国力増みたいな「イケイケ」政策が取られておりましたよね。

確かに少子化のため年金は破綻し、老人介護問題が若い世代を圧迫します。他人事で無く、頭が痛い。しかし、これ、子供産んで済む問題とは違うと思うんですが。
現在の年金制度が現状に合っていないだけで、日本の人口が2億人になったらそれはそれで年金以外が大変なことになると思います。
人口って急増減するもんじゃないですか。一定に保つのはものすごく難しい。自然現象に任せると国が滅びる事もあると思います。とはいえ、自然現象で増えたり減ったりするものを余りにも人工的に、国の繁栄が民の繁栄!みたいな前時代的な考え方に固執するのは、私は「ちょっと違う。」と思います。

私にとって日本は母国で、執着があるし、愛国心もある。日本の国力が世界に認められるのは誇らしいし、ものすごくうれしい。
しかし、国が栄えて、国民が窮屈なのはどうなのかしらね。国が栄える事が政治家の使命なんでしょうか。より多くの人が幸せを実感できる生活を目指すのが政治家なんじゃないかと思います。今、戦争に直面している訳でなし。
国民の幸福度が高いと言われる北欧諸国は、総じて小国です。人口も数100万人規模です。つまり福祉にせよ、社会問題への取り組みが身近で目が行きとどきやすい。

人口が1億を超える大国では、多数決で負ける人の人数がそれこそ小国総人口になってきます。戦争のために富国強兵を目指す時代でなし、省エネでこじんまり、他国に迷惑をかけないように、東の端でスローライフを実践する国があってもいいんじゃないですかね。

安倍首相がトランプ大統領にどれだけ歓迎されるか、とかG7で誰が真ん中で写真を撮るのか、とか、正直どうでもいいです。正義の国より良識のある国を目指してほしいです。そして良識は時代とともに変化します。今の良識は「生産性」のある選択肢を最良とみなすのですかね。

皆さんはどう思われますか?




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by Rottenmeier-ffm | 2018-08-07 20:00 | ドイツ生活 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2018-08-07 20:51
まったく同感です。
でも若い頃は後輩の結婚式の色紙に「元気な子供をたくさん育ててください」と書き、自身も三人の子供を育てて四人の孫がいます。
昔はものをおもわざりけり。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2018-08-08 15:01
saheiziさん、コメントありがとうございます。私が20代の頃はまだ嫁に行く年齢はクリスマスケーキ説が健在でしたよ。いつの間にか30代の結婚が当たり前になり。子供の頃は携帯電話なんて漫画の世界でしたもの。これだけ常識が変わっているのに半世紀前の考え方に固執するのもどうなんだろうと。男性に同意をいただけるのは嬉しいですね。
Commented by ぽん at 2018-08-08 15:02 x
年金制度・・・あれは大昔の政治家が隠し財産場所にしてただけの制度なので、今壊れかけてるのは当然!!
足りないのも当然!!  親族へ受け継がれてる財産、返せ!って思ったりします。
少子化だから年金制度じゃないんでしゅ。
根本的に政治家が隠したい部分で、補充出来ない部分なのでしゅ。
時代もかなり変わり、結婚観・夫婦感も変わってきてる中、子供生む生まないはこれも個人の自由の時代になってましゅよね。
あっしは欲しかったけどダメだった派でしゅが、夫婦二人で悠々と過ごしてます☆
今は人それぞれが全然違うから、それでいいと思います。
昔の人が着いて行けなくなってるから、いろいろ言われるんだと思うんでしゅ・・・
人それぞれ・・・それを把握すれば済む話でしゅよね・・・
他のブロ友さんところでもお話したんでしゅが、どうしても日本って軍事DNAのせいか、皆と違ったことするといじめに発展しましゅよね・・・
あっしは昔っから一匹狼的な考えなので、そのいじめに発展する自体、意味わからんと思います。
他の国々でもその皆と違ったことすると・・・が不思議で怖い国・・・って言われてるそうでしゅ・・・
ネット社会になってからより、感じる様でしゅよ・・・
日本人の固定観念・・・他の国は他の国なのに、自分らと違ったらまた批判したり・・・
わけわからん人種なのでしゅ・・・  そこからいろいろ来てるのだと思います・・・
Commented by Rottenmeier-ffm at 2018-08-09 07:06
ぽんさん、時代が変わっているのに制度は変わって無いのはやっぱり無理があるんだと思いますよ。結婚したらどちらか一方の名字しか残せないとか、古い制度をそのまま引き継ぐ事しか考えていない、考えるのをやめちゃっている人が政治家にはたくさんいますよね。それじゃあ困るなあと私も思います。

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