ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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英語教育低年齢化考察

既に小学校5年生から英語授業は行われているらしいですね。ドイツに住んでいると実感は無いのですが。
先日2018年から3-4年生から英語授業が始まると言う記事を読んで、

日本語もきちんと確立していない9歳10歳から英語を教えて大丈夫なのか?

と、ちょっと心配になりました。

まるで英語を第2母国語にしようかという勢いに感じますが、誰も疑問を感じていないんでしょうか。
一体誰がこの教育方針を推進しているんでしょうか。
文部省がもちろん舵を切ったのでしょう。
おそらく15年前だか20年前だか「よし、これからは英語を話せねばグローバルな世界に対応できない。」と思って決めた方針だったのでしょう。
確かにそれぐらい前ってグローバリズムの台頭で、インターネットが急激に一般人の生活に浸透して、英語の情報がインターネット上のおそらく70%ぐらいを締めていたでしょうし、
「英語を理解せねば乗り遅れる。」という危機感があったと思います。

が、
時は移り、今や世界各国「閉じて行く傾向」にあり、各国独自の文化や生活スタイルを見直す事態になった今日この頃。果たしてその考えは現状でも通用するの?

英語を国語として経済的に成功したシンガポールをお手本に、と思うアジア各国は多いでしょうが、華僑の人達はシンガポール人である前に華僑であり、私の認識ではユダヤ人の人達と共通するメンタルを持っていると感じます。
つまり、国や土地に縛られない。現在近くに居る、親族のことしか考えない。
文化や伝統の継承は現世利益の次の次ぐらいに位置する事案じゃないでしょうか。
まあ、シンガポールと言う新しい国に伝統はないです。中華文化圏ですから民族として継承する物はあるのかもしれませんが。

少し話がずれました。
つまり、日本はシンガポールを目指すことはできないし、私はシンガポールが今後も近代に設立された国として成功例でありつづけるとは思えないです。もちろんイスラエルに比べればうまくやってるとは思いますけど。

英語の話に戻ります。
1億3000万人ぐらいの人間が理解する言語が少数言語であるわけが無いです。
英語はコミュニケーション手段として現在とても有効です。それは毎日身を持って感じていますが、ドイツに住んでいると、ヨーロッパにおいては英語も一つの言語であると言うことを実感します。

たぶん、今日本が国をあげてしなくてはいけないことは、IT上において日本語情報が英語と同じように流通することを目指すことではないでしょうか。

つまり、IT 翻訳ソフト、まずは完璧な日本語-英語間の翻訳を実現すること。

ドイツの毎朝のニュースで株情報を必ず放送しますが、必ずNikkeiの動きにも触れます。
JYenはEuroとUSDとほぼ同じ重要なレートです。 ロシアルーブルより中国元より信頼がある国際通貨です。 ポンドや昔のドイツマルクでは日本円に対抗できなかったからEuroが必要だったのでしょう?

日本語もIT上重要な言語になればいいのです。つまり日本語で発信される情報はほぼ自動的に英語にも翻訳されるようなソフトがあれば。
逆もまた然り、英語の情報は漏れなく日本語に翻訳できるソフトがあればいい。

電卓を使うのをためらう人が今居ますか?私はそろばん3級です。嫌いでしたが4年間ぐらいはそろばん塾に通いました。30年以上前はそろばん塾ってあちこちにあったんですよ。
暗算をできる人は重宝されました。経理の職に就く人はそろばん3級以上の免状を持っていることがほぼ必須でした。

今はエクセルや会計ソフトが計算してくれます。それを使うのをためらう人います?

自分が多言語を時間と多大なお金をかけて習得するより、電卓のように道具を使えばいいのです。
母国語さえ完璧で、その言語で深く考え、感じることができるのならば所詮どれだけペラペラ話せようと外国語は外国語です。道具でしかありません。

国の方針としては日本語で発信する情報を以下にたくさんの人にキャッチしてもらえるようにするか、です。
そうなると国をあげて日本語を多言語に翻訳するソフトを開発するべきです。
小学生の英語教育に使う予算を、翻訳ソフト開発に使った方がはるかに効率が良く、20年後、30年後の世界を見据えた国の方針として現実的であると思います。

そろばん塾に時間とお金を無駄に消費した、英語を使って仕事をしている私が今思っていることがこれ、なんですけど。文部省様。
c0180339_1748590.jpg

ハリーポッターの新刊、英語版を買いに行こうかと考えております。しかし、加筆、愛蔵版がまたそのうち出るみたいですし、そっちが出るまで待つかな。と悩み中。日本語版は11月らしいですね。英語でなんとか読めるのがハリーポッターぐらいなんですけど、これいかに。


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by Rottenmeier-ffm | 2016-08-03 17:53 | ドイツ生活 | Comments(2)
Commented by lacrima at 2016-08-03 23:12 x
ホントにビックリしました。
そうです、日本語すらちゃんと話せない、ゆとり世代の若者が何と多いことか‼
ま、私も偉そうに言える程キチンとした日本語が話せているか定かではないですが(^^;

ハリー・ポッターですが、大好きで日本語訳のと原書の両方もってますが、英語が不自由な私にはハードルが高かったです(笑)
スラッと読めるなんて、羨ましいです♪
Commented by Rottenmeier-ffm at 2016-08-04 15:01
lacrima様、私も既に手書きで文章をかくと漢字が出てこないんです。既にかなり退化してます。しかし、日本語をきちんと習っていない世代が台頭してくると今後はちょっと不安、ですよね。ハリー・ポッターは勢いでわからない単語すっ飛ばしで読んで行きますのでなんとか完読できます。

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