ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

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難民問題ドイツで考察

ご存知のようにドイツに何万ものシリアを始めアフガニスタン、その他の戦闘地域からの難民が押し寄せています。トルコの海岸に打ち上げられた亡くなった小さな子供の映像はヨーロッパ人のヒューマニズムに火をつけたのか。
ドイツでは難民受け入れについて討論番組があちこちであるようで、もし、ドイツのレポートを書きたいのならばそれを片っ端から見て、毎日一面を飾っている新聞記事を読みこなさなければなりません。

すみません、ここで私にそれを期待されても残念ながら力量不足。
―なので、ここでは暮らしていく中で思うことを。

私のドイツ人知り合いには難民問題について受け入れには否定的な人が多い。そりゃー難民キャンプで飢え死にしそうな人を見たら助けようと言う気が起こるのが自然です。
しかし、ドイツにたどり着いた難民の人達の多くははスマホを武器に先にドイツに移住した知り合いの情報を元にドイツを選んできているように見受けられます。

「シリアからトルコに逃げて、しばらく生活していたけれど仕事は無いし、貯蓄も無くなり路頭に迷うならばドイツに行こう!ドイツなら仕事があるし、未来がある!」
と笑顔で話す難民男性をテレビで見て

「いやいや、ドイツ語話せない人に仕事はないです。」 と、突っ込みをいれたわたくし。

トルコでは難民に対して補助手当のようなお金はきっとでなかったのでしょう。
ドイツなら最低限家族が暮らしていけるように部屋と毎月手当が出ます。働かなくてももしかしたらシリアでの生活よりより近代的な生活ができる。子供も無料で学校に行って教育を受けられる。難民になる国を選んだ結果が命がけの逃避行だったわけですね。

でも、これから難民を養っていく費用は天から降ってきている訳ではないので、ドイツの税金から出ていると言うこと。
私の税金も彼らを養う一助になっているのかと思うと・・・・・(以下省略。)

世界中誰もが文化的で安全な生活を保証されてしかるべきです。
しかし、各国の環境はその国の先祖が働いて作り上げてきたものです。そしてその国で育った人は親が払った税金を元に整えられた設備で教育を受け、大人になったら税金を支払い、国を維持して行くために貢献することを義務付けられています。
今現在、先祖が築いた文化をぶち壊して内戦をやっている国に生まれてしまったら、本来は戦争に反対して内戦を止めて建設的な政府を築くために立ちあがる。-が正解なんじゃないかと思います。が、実際はそんな正論がぶっ飛ぶほど悲惨なことになってしまっているのでしょう。

ドイツが難民を何万人も受け入れることにした。
これは称賛に値すべきことで、本当に立派だと思います。テレビのインタビューでは迷惑だと思っている人の意見も放送されますし、実際本音はそんなところかもしれません。しかし、それでも政府は国として、人道的に正しいことを行うべきだ。と歯を食いしばって受け入れることにしたわけです。

ヨーロッパ大陸は国境が何度も書き換えられ、民族の大移動もあり、3代4代さかのぼれば、別の国に住んでいた、もしくは先祖は他国人と結婚した人なんて国民の半分以上いるんじゃないですか? 何処に純粋なドイツ人、フランス人がいるんでしょ?
各国の象徴であるロイヤルファミリーもあちこちの国と結婚による勢力拡大を試みた時代もありましたし。
この突如として勃発した移民問題も繰り返される歴史の一場面と言えばそういう見方もできない訳ではない。
第二次世界大戦時、難民として隣国に逃げたドイツ人もたくさんいたとのこと。国と言うのはいろんな文化を吸収して発展していくものと言うのが前提なのか。

思うに、日本のように島国で海で他国から隔離され、しかも中世250年間の長きにわたり鎖国していた、と言う歴史を持つ国は本当にめずらしい。

こんな純粋培養な国がいきなり数万人の避難民を受け入れろと言われても、無理でしょう。
ヨーロッパが築いた文明の元に今の国際ルールが出来上がり、それに日本も従うことで仲間入りをさせてもらっていることは承知していますが、人道的に正しいと言う理由で日本が「先進国で文化的に生活したいという目的で、難民と言う一団に紛れて国を自らの意志で離れてくる人達」を受け入れるべきではないと思います。

そもそも欧米とは国という定義の前提が違う。代々日本に生まれてきたから日本人なので、アメリカ人のように宣言をして意識的に日本人になったわけではない。と言う人が、ほとんどなんじゃないかと思います。

ヨーロッパは日本に押しつけたくて仕方ないみたいですけど。自分が受け入れた我慢を人に押し付けるのはどうかと思いますね。この場合。

実際、住んでいた家に爆弾が落ちて命からがら逃げてきた人達はたぶん、ほとんどが難民キャンプにいらっしゃるんじゃないかと思います。船で地中海を渡るお金が無いもの。

日本が今回の難民問題を対面良くすり抜けることができれば外務省もきちんと働いていると言うことなんだと思います。
しかし、根本的に難民キャンプで戦火におびえながら生活している人がいることを無視することはできないことです。
今、ハンガリーの国境辺りで暴れている大勢の難民は受け入れるにせよ、帰国するよう促すにせよ、EUと、ドイツが決定することだと考えます。

ちなみにドイツで既に受け入れられたおそらく数千人の難民はあちこちに振り分けられているようで、たぶんフランクフルトも数百人単位で受け入れているんだろうなと。
たまたま先ほど赤十字のいらなくなった衣類や靴などを寄付できるボックスに靴を3足入れに行ったら、ボックスの中が空だったようで、靴を入れた時、音が響きました。
いつもは一杯で、やっと押し込むような感じだったのですが。 
何年もこのボックスに寄付してきましたけど、初めての経験です。
c0180339_23184778.jpg

つまり、最近回収に来たと言うことですよね。ついでに上の写真は数年前に取った物ですが、今日はそういえば2台このボックスが並んでました。(増えてる!)
難民へ配られる衣類は寄付の物が多いと聞いていますし、その一部になってくれるなら少し嬉しい気がします。


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by Rottenmeier-ffm | 2015-09-19 23:35 | Comments(2)
Commented at 2015-09-20 09:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2015-09-21 03:56
サマーさん、お久しぶりです。またご帰国だったのですね。お疲れ様です。認証がで来ませんでしたか?今は直っているかしら。難民の問題は正解がなかなか見つかりそうにない難問です。しかし、ドイツに居る以上、すぐご近所に難民の人が引っ越してくるかもしれず、全く他人ごととは言えません。これからも注目して行きたいと思います。

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