人気ブログランキング | 話題のタグを見る


ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

晴れ着考察。

結婚式の招待状が届いた昨日。

(写真は近所の公園。今日も暑いぞ。)
晴れ着考察。_c0180339_17561729.jpg

何を着ていくか、と考えた次第。

10月半ばですと充分寒いと思われるので、
一張羅のエミリオ・プッチ ウールのワンピースとジャケットセット で決まりです。

しかし、この年になり、これが日本だったらやっぱり留袖になるんでしょうか。

まあ、演歌歌手でもないですから振り袖はあり得ませんしね。

ヨーロッパに長く滞在されている方で、着物を日本からお持ちの方、それを着る機会ってあります?

私は着物の着方を知りませんので論外ですが、ごくたまーにクラッシックコンサートで着物を着た方を見かけることがあります。

民族衣装で見かけるのは

インドのサリーとムスリムの厳格な衣装チャードル(ロンドンでよく見かけた)、たまにアフリカの民族衣装を着た人も見かけるな。

他はほとんど見かけませんね。

着物の場合、日本でも晴れ着扱いで、日常生活で着る人はほとんどいません。
つまり着るときは日本でも、ことさら日本人であることを意識して着る、特別な衣装になりましたね。

政府主催の公式パーティーにでもよばれない限り、外国で着物を着る機会はないような気もします。(←つまり一生ないな。)

国外で生活していくのに、日本人であることをお強く主張しながら暮らすのはしんどいですし、無理がある。

ムスリムの女性がスカーフで頭を隠すことがいろいろ物議をかもしだしている昨今、自分の帰属する団体(国や宗教)を日常生活で主張しすぎるのは協調性や順応性の欠如ともとれる。
(日本人は自己主張しなさ過ぎ、という意見もあるが、これも海外に住む時の自己防衛手段であります。)

When in Roma, do as the Romans do
Andere Länder, andere Sitten!
郷に入れば郷に従え。

しかし、これが全く通用しない国や民族もあるようですけど・・・。

人気ブログランキングへ



by Rottenmeier-ffm | 2011-08-24 18:04 | ドイツ生活 | Comments(16)
Commented by toramutti at 2011-08-24 20:30
結婚式で着物を「着せられました」が、それ以後、いっちども着たことありません。まさに、タンスの肥やしです。それでも、地下室のどっかにあるはず。。自分でささっと着ることができたら、コンサートやオペラ観劇に着ていけるな、とは思います。D市で、ときどき、年配のオクサマで、和服でコンサート、という方を見かけたこともありました。やはり、注目の的にはなっていました。
結婚式。。私は仕事でいくことばかりなので、黒かグレー、おズボンです。客として出席するのは、夫の姪がいつか結婚するときかなぁ。
Commented by JunJun at 2011-08-24 21:30 x
私も妹の結婚式(15年前)に振り袖を着てから、一度も着物を着たことがありませんが、先日のザルツブルク音楽祭ではお召しになった方々を結構見ました。特にオペラは全体的にドレスアップ率が高まる(ヨーロッパの方々のソワレ度もかなりアップ)のですが、日本人でもソワレを着るか、着物を着るか。特に50歳を超えたと思われる年代の方はどちらかだったのではないでしょうか。その隣にはもちろん(?)タキシードを着たおじさま。。。すごいですねぇ。がんばりますね。。まぁ、ふんわり系のドレスよりも、着物の方がトランクに入れても変な折り目が付かなさそうだし、着られるなら便利かもしれません。
あ、でもね。2006年ドイツワールドカップの折に、着物で(浴衣じゃなくて)観戦されていたおばさまがいらっしゃいました!それでディスコにも行ったとか。そこら中でモテモテだったわと、ご自慢でした。どうですか、もてますよ。笑
エミリオ・プッチのドレス、さすがです。
Commented by tensan at 2011-08-25 01:04 x
最近、京都では着物(浴衣)を来てる人は、入館料等の割引サービスがあるようで、若い子は浴衣を来てる人が目に付きます
花火大会も浴衣、人気ありますよ
Commented by みき at 2011-08-25 04:48 x
たまに着ます。
やっぱり日本人なので、期待されている時?
そんなわけじゃないんですが、寒い時には着物のほうがいいかな?
本幅の帯は面倒なので、半幅の帯をそれなりに結びます。
着物を着るってやってみると以外に簡単です。
きっと、専門の人から見たらかなり邪道だと思うんですが、別に気にしていません。
着物が会話のきっかけになったりするので、そういった意味でも海外ではお勧めかな?
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-08-25 16:19
toramuttiさん、結婚式は和装されましたか!私の周りにも何人かいらっしゃいます。しかし、やはりそれ以降着物を着るチャンスはなさそうな感じですね。たんすの肥やしになってしまいましたか。もったいない。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-08-25 16:22
JunJunさん、オペラなどではたまーにふんわり系ドレスも見かけます。しかも東洋人率高し!地元の人はそこまで頑張りません。日本から来られる方が着物を着てオペラやコンサートに行かれるのは「盛装」しています。という感じが出て素敵です。特に年配の方は貫禄が出て良いですよね。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-08-25 16:27
みきさん、パーティーなどで、日本人であることを求められることもおありでしょう。そういう時は着物が便利そうですね。たしかに、最近は帯も工夫されて締めやすいものもあるようですが、私にはハードルが高いな。最近和風モダンなテキスタイルデザインの小物を良く購入します。着物をつくりかえたワンピースとかは、私の趣味に合わないのですが、和風モダンテキスタイルデザイン、最近は素敵なものがたくさん出ていますね。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-08-25 19:11
tensan浴衣は若い人にとっては夏のデート服として定着したようですね。
若い子が浴衣を着て夏祭りなんかのイベントに来ると盛り上がりますものね。かわいいし。どんな形であれ、着物文化が日常に残ってくれるのはうれしい気がする。
Commented by らくだのせなか at 2011-08-25 19:35 x
確かに着物をお召しの方がオペラやコンサートに起こしだと、目を引きますね。2年前だったか、パリでバレエを見たときにも、着物をお召しの方がいて、素敵だなと思いました。
振袖、自分の役所の結婚式で母に着付けてもらいました。そのまま自宅においてありますが、当然、その後は一度もひろげていません。空気を通さなきゃダメですよね。
日本での結婚パーティーでは、従妹に振袖を着てきてもらい、親戚にもなるべく着物で参加してもらいました。独逸からの客(夫の両親と親友だけですが)が喜びました。

そういえば、色留袖なるものも、結婚するときに作ったはずなんですが、そのまま実家にあります。
浴衣は、夏に着ると暑苦しいけれど、秋や春じゃ寒いしということで、持っていても着ません。浴衣って、本当は最高の授乳服なんでしょうが、家事にむかないものですから。
うちのような田舎だと、日本人という特別な期待がなく、「アジア人」という感じなので、スリランカで作ったサリー風の巻きスカート&大判スカーフ&メイクでエキゾチックな雰囲気を作り出すようにしています。世界中どこに行っても、国籍不明のアジア人と思われてますので・・・。
Commented by JunJun at 2011-08-25 20:38 x
>地元の人はそこまで頑張りません。 
ドイツだからじゃないですか?普段のコンサートやオペラでも、ドイツ国内とウィーンでは随分違う印象ですね。ザルツブルク音楽祭は世界中のセレブが集まる社交場なので、特に美しいソワレの女性やタキシードの男性をたくさん見ます。(彼らを見に来る観光客や取材陣も)盛装は決して日本人だけではありません。
ご存知でしたか?最近、浴衣に「レース地の足袋」を合わせるんですよ。これはイケてないです。一時、丈の短い洋服のようなデザインの浴衣が流行りましたが、盛り髪に盛りメークにレースの足袋は、同じくらい気持ち悪いです。シンプルに着こなす「粋」な感覚も、大事にして欲しいです。
Commented by Kisa at 2011-08-26 02:07 x
ドイツの教会で結婚式をした時、一つ前の記事で出ていたRottenmeierさんのお友達と同じようにケーキとお茶をしてそれからディナーパーティーという流れだったのですが、お茶の後、ディナーが始まるまでに着替えをした女性(ドイツ人)が何人かいましたよ。昼間はジャケットにスカートスタイルだったのが、夜はフルレングス&シルクサテンのドレスになっていました。日本人の着物ではないですが、ドイツでもやはり皆さん正装用のドレスをお持ちなんだなあとためいきついた次第。
でも、エミリオプッチのワンピース&ジャケットでしたら、どちらにもぴったりだと思うので、良いチョイスではないかと思います。
Commented by Rottenmeier at 2011-08-26 03:01 x
らくだのせなかさんも結婚式の時、着物を着られましたか。日本人の一番の礼装は着物ですものね。ここ一番の時は着物というのは素敵。そして、その一方で着物もほかの国の民族衣装も唯のエキゾチックなものというくくりで見られてしまうのも事実。らくださんが開き直ってアジア風に装うのもわかる気がしますわ。
Commented by Rottenmeier at 2011-08-26 03:05 x
JunJun、国際的な音楽祭だと、地元の人は意外と参加しにくいのだと思いますよ。バイロイト音楽祭もドイツ人が切符を手に入れるのは日本人が日本の旅行者などを通して手に入れるより難しいと聞きました。はるばる音楽を聞きに来た旅行者の皆さんが、盛装をして楽しむのは素敵です。
ウィーンにせよ、ベルリンにせよ、シーズンで席を確保してしまうような地元の人は毎回盛装はしてないと思います。結構地味な格好をしている人は、ジモティーですよきっと。
Commented by Rottenmeier at 2011-08-26 03:09 x
Kisaさん、夜、イブニングドレスに着替える人、いたような気もしますが、そこまで凝るのは逆にこっぱずかしい気もします。あまりがんばりすぎると痛いし、そこらへんのさじ加減が難しいです。プッチのワンピーススーツはそういうとき便利です。お財布には優しくなかったけれど、買っておいてよかったと思います。
Commented by phary at 2011-08-26 03:12 x
私も結婚式に来た後は甥っ子のTaufeに来たのと趣味の会の春の発表会で着たぐらいですね。浴衣は趣味の会の発表会で毎年のように着ています。
一度ある会の幹事をしていたときにミュンヘン総領事館での新年会に招待され、こりゃ着物?と思ったのですが、残念ながら日本からは小紋しか持ってきていなかったのであきらめました。小紋は気軽に着られると思って持ってきたのですが、補習校の卒業式にも着られませんでした。ドイツ人だけならともかく、日本人がいるところではせめて付け下げとか色無地とかある程度の格が必要です。
でも一番の問題は万が一汚したときにおドイツでは洗い張りが出来ないということでしょう。それがなければ特別な日に食事に行くときなんかにバンバン着るのに。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-08-26 04:44
pharyさん、やはり着物を着る以上、正しく着たいと思いますよね。それにきっとTPOを間違うと同胞から厳しいチェックが入りそうですし。
洗い張りの問題は大きいですね。着ないともったいない半面、汚すと大変。たしかにジレンマに陥りますな。

お気に入りブログ

ベルリン中央駅
コック家の生活 in フ...
石のコトバ
海の向こうに憧れて
ママりん時々ヴュルツブルク

外部リンクブログ

ブログジャンル

海外生活
絵日記・イラスト

カテゴリ

ビジネス私見
EUビジネス事情
メッセリポート
ドイツ生活
日本生活
ヘタリア的エピソード
デザイン
旅情報
家庭用品・雑貨
アニメ・マンガ考察
趣味・手習い

最新の記事

4月27日誕生日。動物園に行..
at 2023-04-29 16:55
五感について考察
at 2023-04-19 03:08
史上最大のフェルメール展に行..
at 2023-04-15 20:07
史上最大のフェルメール展に行..
at 2023-04-15 06:51
誕生日 2
at 2022-04-28 04:32

ライフログ


グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書) [PR]


クラウド化する世界 [PR]


Angels & Demons (Robert Langdon) [PR]


ヘタリア 2―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA) (BIRZ EXTRA) [PR]


バッテリー (角川文庫) [PR]


ローマから日本が見える (集英社文庫) [PR]


言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫) [PR]


ジーン・バトラーのアイリッシュ・ダンス・エクササイズ [DVD] [PR]

記事ランキング

検索

最新のトラックバック

以前の記事

2023年 04月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2019年 08月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

ブログパーツ

タグ

(2)

その他のジャンル

ファン

画像一覧