人気ブログランキング | 話題のタグを見る


ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

スカイプで打ち合わせ。

フィレンツェに住む友人とスカイプで、12月に計画しているオペラ、バレエ目的の小旅行について話しをしました。

・・・気づいたら2時間半経ってた。

電話だったら結構な出費だったでしょうが、スカイプですから無料。

時々日本の姉や友人ともスカイプで話をします。
国際会議をテレビ電話で済ませる会社も結構あるらしいですね。
時差の為、時間を合わせるのが大変らしいですが。

コンピューターを前に、スカイプで話しながらネットで飛行機のスケジュールを確認したり、予約をしたり、劇場のサイトに飛んでそれを二人で見ながら演目を選んだり。

それにしてもなんと便利な世の中になったもんでしょう。

「これってまるで近所のスタバで待ち合わせしてコーヒー飲みながら話をしているみたいやね。」
スカイプで打ち合わせ。_c0180339_1639452.jpg

カメラをつけていないので顔を見ながら話をしているわけではないですが、(ま、お互いに見せられる格好をしていなかったという事実もある。)どれだけつないでいても無料なわけですから、
「あ、ちょっとまってて、コーヒーいれてくるから。」
とか言って途中で席をはずしても平気なんですね。

こんなことをしているとますます出不精になりそう。

こうやってなんだかんだ話をしていても、しばらくぶりに会うとまた、いろいろ話すことが尽きなくて。

「やっぱりちゃんと会って話すのもいいねえ。」

なんていうんでしょうね、きっと。

わざわざ旅行に出かけなくても、その場所の情報はいくらでも手に入る。
知識として知っていれば、行かなくてもいいや。と考える人も最近(特に若い人のあいだで)多いみたいですね。
まあ、たしかに、わざわざ舞台を見にはるばる遠くまで出かけなくても、ブルーレイやDVDで最高のコンディションの舞台をプロのカメラワークで見ることができるし、サウンドだって美しく再生可能。

でもね、その時間、その場所にいて、視覚や聴覚だけでなく、自分の持つ全ての感覚で得た、快感や記憶というのはやっぱり後から再生されたものとは違う。

人と会って話すのも同じだね。

コミュニケーションの手段が格段に増えたここ数十年。
それに伴っていろんなことが変わっていく。
人とのかかわり方、関係、そのものまで。

変わって欲しくないものまで変わってしまうのかなあ。

人気ブログランキングへ


by Rottenmeier-ffm | 2010-09-28 16:48 | ドイツ生活 | Comments(8)
Commented by Eric at 2010-09-28 20:23 x
本当に便利になったもんです。完璧に時空を超えた世の中になったもんだと思います。
短期留学している娘とスカイプで会話を楽しみ、
先日は娘の部屋で探し物をするのにパソコンを部屋中移動させて30分。
「あっ そこそこ・・・」「違うかぁ、じゃあ、その隣のファイル」と言う風にに。
便利すぎて遠くにいるという気がしません。
日本にいる友人、知り合いとは、自宅及び、職場のパソコンから相手の時間帯を考えながら、
パソコンや、携帯にメールを入れる、先方からもメールが入ってくる、
こういう時代になってまだ10年と少しではないのでしょうか。

10年後はどうなっているかと思うと、多分もう付いて行けないような予感ですね。
現役の時にこういう時代に突入して取り残されないで済んだのだと思っています。
もっと歳を出てからこういう時代になったとしたら、ちょっと躊躇していると思うのです。
Commented by toramutti at 2010-09-28 21:23
SACDなどを聴くと、ほんとうに素晴らしい響きを堪能できます。でも、コンサートでライブを聴くというのは、もちろん、大勢の聴衆と一緒になんだけど、ピアニストなりオーケーストラなり、だれかがfür mich、演奏しているんだ、と実感します。これは、どんなすごいオーディオ装置でも経験できないな、と私は思います。ライブのぞくぞくっ感はすごい。だからこそ、自分でもコンサートをするのかなぁ。麻薬みたいなもんですかね。。
Commented by JunJun at 2010-09-29 00:12 x
毎日のようにTV会議をやっています。
けれど、やっぱり直に会って議論するのとは違いますね。特にそれなりの人数相手だと、音声が聞き取りにくかったり、いろいろあります。
10年前のシステムに比べると格段に良くなりましたが、何と言うか、雰囲気だったり、気の部分は伝わらないです。
音楽もそうですよね。世界中の放送局が電波やインターネットを通じてコンサートを放映してくれます。この間もルツェルンフェスティバルでのWPH聞きました(観ました)。BPOだって、自らデジタルコンサートホールと題してネットで流しています。
が!やっぱり生の迫力、演奏家達の集中力や息遣い、ホールの残響、客席の反応・・・現地で肌で感じる空気や興奮はそこでしか味わえないと思います。
ホールに足を踏み入れるところから、感動は始まっているし。
だから、ウィーンまで行っちゃうんです ^^
(だから、月に一度は茨城まで行かないといけないのか・・・)
Commented by Rottenmeier-ffm at 2010-09-29 01:25
Ericさん、スカイプ有効利用されてますねえ。カメラの使い方、そういう手もあったか。私たちの老後はきっとネットが大活躍すると思います。
いえいえ、10年後は我々のためにネットが存在するようになってますよきっと。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2010-09-29 01:28
Toramuttiさん、演奏する側も高揚感がぜんぜん違うでしょうね。観客を前にすごく緊張されると思いますが、それさえも快感だったりして?
プロのミュージシャンとして活躍される本当に一握りの選ばれた人の中にいらっしゃるわけで。すごいなあ。
いつかToramuttiさんの演奏、お聞きしたいです。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2010-09-29 01:33
JunJunさん、私もあのコンサートホール全体の雰囲気がとても好きです。
やっぱりあれはその場にいないと感じることが出来ませんよね。
いや~さすがにそのためにウィーンまで日本から行っちゃうのはすごいと思いますけど。
ネットの会議はスケジュールの調整や、打ち合わせの場合ならすこぶる有効でしょうね。企画会議には、向かない気がします。
企画した人の思い入れも企画のうちだと私は思うんですよ。それが伝わらないともったいない気がしますしね。
Commented at 2010-09-29 05:46
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by JunJun at 2010-09-29 12:22 x
確かに企画のプレゼンは、絶対会わないとダメですね。
私も自分がメインになる仕事は、現地に行きますよ。

電機業界のキャッチフレーズの中に『ユビキタス社会』というのが必ず入っていると言っても過言ではありません。
10年後はもっと身近に、何でもできる社会になっていると思いますよ。
私は3Dの立体映像システムが早くできないかなぁと。(映画の見すぎ?)

ところで、ウィーンに通う日本人って、とっても多いんですよ。
私なんて序の口です。まだ2回しか行ったこと無いし。
WPHファン同士、現地でばったり出くわすことはざらだそうです。
でもね、楽友協会の響き、鳥肌ものですよ。
ロッテンマイヤーさんも近いのですから、是非一度。
ベルリンはオペラとバレエだけですか?オケは?

お気に入りブログ

ベルリン中央駅
コック家の生活 in フ...
石のコトバ
海の向こうに憧れて
ママりん時々ヴュルツブルク

外部リンクブログ

ブログジャンル

海外生活
絵日記・イラスト

カテゴリ

ビジネス私見
EUビジネス事情
メッセリポート
ドイツ生活
日本生活
ヘタリア的エピソード
デザイン
旅情報
家庭用品・雑貨
アニメ・マンガ考察
趣味・手習い

最新の記事

4月27日誕生日。動物園に行..
at 2023-04-29 16:55
五感について考察
at 2023-04-19 03:08
史上最大のフェルメール展に行..
at 2023-04-15 20:07
史上最大のフェルメール展に行..
at 2023-04-15 06:51
誕生日 2
at 2022-04-28 04:32

ライフログ


グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書) [PR]


クラウド化する世界 [PR]


Angels & Demons (Robert Langdon) [PR]


ヘタリア 2―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA) (BIRZ EXTRA) [PR]


バッテリー (角川文庫) [PR]


ローマから日本が見える (集英社文庫) [PR]


言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫) [PR]


ジーン・バトラーのアイリッシュ・ダンス・エクササイズ [DVD] [PR]

記事ランキング

検索

最新のトラックバック

以前の記事

2023年 04月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2019年 08月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

ブログパーツ

タグ

(2)

その他のジャンル

ファン

画像一覧