ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

<   2013年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

ドリームライナーで

6月から再び始まったボーイング787の運行。
c0180339_15364365.jpg

やっぱりあちこちで、トラブルを聞きますが、フランクフルト-羽田 間を今回はこの新しい飛行機で飛ぶことになりました。

エコノミー席は広くはありませんが普通の人が座って窮屈ということはないと思います。
ビデオは充実していますし、さすがに新しいだけあって、タッチパネルの反応もいい。
お食事は、まあ機内食に何を期待するか、という話ですが、一応及第点。
ただ、食欲旺盛な男子には物足りないと思いますし、途中でおにぎりや、菓子パンなどの、サービスはありません。おなかが減りそうな方は何か持ち込んでおかれた方がいいかもしれません。

10時間40分で到着しました。

これは何度もフランクフルト-成田、羽田、間を飛んだ私にとって最速記録です。

つまり、トラブルさえなければ、大変良い機種といえるのではないかと思います。

昨日今日と東京は思ったより涼しい。
久しぶりの日本、うれしいです。


人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-28 15:39 | ドイツ生活 | Comments(6)

真夏の夜の夢

体調は快方に向かいつつ、しかしながら、1週間近く寝込んでいたためすっかり落ちた体力を、どのようにして短期間に戻したらいいのか頭を悩ませております。

具合の悪かった間中、ずっと寝込んでいた訳ではありませんが、現在は近所に買い物に出るのが精いっぱい。
戻ってきたら少し休憩せねば次の行動に移れない。

それにしても体調が最悪だった17―20日辺りまでのフランクフルトは暑かった!
38度ぐらいまで上がったんじゃないですかね。
ベッドの上で丸くなってうなっているしかできなかった私は、
部屋の窓は閉め切り、遮光カーテンは一日中締めたまま。
扇風機を一日中つけっぱなし。
と言う「屋根裏部屋住人の暑さ対策」をきっちり守り、なんとかしのぎました。

先ほど扇風機はまた片づけました。
おそらくもう今年は使わないでしょう。
毎年こんなもんです。 年に3日ぐらいこのおもちゃみたいな扇風機でも、無いと眠れないぐらい暑くなる日があります。

それ以外は今日のように20度ぐらいですから、1年中使っている羽毛布団にくるまってぬくぬくと寝ます。

季節の変わり目、皆様もお体にはお気をつけて。

さて、そろそろスーツケースを引っ張り出さねば。



人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-25 02:18 | ドイツ生活 | Comments(4)

お久しぶりです。

ブログを始めて数年になりますが、1週間休んだことは無かったのではないか?と思うんですよ。
2週間の間に3回しかアップしなかった、とかはあったと思いますが。

皆様お久しぶりです。

バウハウス強行軍後ちょっと体調を崩しておりましたが、ここ数週間だましだまし仕事をしておったんです。

先日、世界一大きな本屋さんとやらとのアポイントがあり、出張先の前泊したホテルで過ごした夜が最悪でした。

おかげでミーティングは、・・・ 記憶が定かではない。(いや、一応、1時間ちょっと椅子に座ってなんかしゃべってましたけどね。)

まあ、とにかくまた新幹線に乗りフランクフルトに戻った時は、かなりホッとしました。
安心しても激痛は止まらず。

昨日お医者さんに駆け込んで処方してもらった抗生物質がようやく効き始めたようです。

このまま薬が順調に効いてくれれば、痛みも止まるでしょうし、問題なく飛行機に乗れそうです。
そうです、26日には日本へ出発。

まだふらふらですのでしばらく体力の回復に努めます。

いやはや、年を取ると本当に踏ん張りが利かなくなりますね。若い時は気力で乗り切れたのが、そうもいかなくなる。
c0180339_21533085.jpg

参りました。すみません。もうしません。


人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-20 22:01 | ドイツ生活 | Comments(10)

バウハウス巡礼4

ライプチヒから電車で1時間半、ワイマールに寄ったのは、実はここがバウハウス発祥の地だったから。
ベルギー人建築家、アンリ・ファン・デ・ヴェルデが1902年にワイマールに立てた工芸ゼミナールをグロピウスが引き継ぎ、それがバウハウス大学に発展していきます。アンリ・ファン・デ・ヴェルデが1911年に建てたこの校舎でバウハウスは始まったのです。
c0180339_2055694.jpg

1919-1925年 の間グロピウスはここで教鞭を取っていたのです。

私はここでも少し甘く見ておりました。建物はオープンになっているのでさっさと見終えて、バウハウス博物館に行こうともくろんでおりましたが、見回るのにかなりの時間を割いてしまう羽目に。バウハウス博物館は時間切れ、また次回。--それぐらい、美しく、興味深い建物でした。
c0180339_2062427.jpg
 
c0180339_2064363.jpg

バウハウス関連書物によく出てくるこの絵は一体どこにあるのかと思っていたら、ここでしたね。
c0180339_207290.jpg
 
c0180339_2073292.jpg

アールヌーボー時代のヨーロッパらしい華麗な建築から一足飛びにグロピウスのあのガラスのサーフェイスの建物が出来上がった訳では無かったのです。
外から見ると前時代的ニュアンスが感じられますが、中に入って見ると、整然と整理され配置された階段、廊下、電灯等バウハウスのにおいも感じられます。
c0180339_2082024.jpg
 
グロピウスの建てたデッサウの校舎になんとなく緩くて人間臭さを感じたとの感想を前回コメントいたしましたが、あの時代、人々がきっとびっくりしたであろう斬新なデザインも、ここの雰囲気を少し踏襲しているのかもしれないと感じました。

ミースのベルリン新国立美術館にはこの緩さは感じませんでした。彼はグロピウスから更に先に行った人なのでしょうね。

私はこの和洋折衷ではないですが、なんとなくいろいろな文化が混じっているような建物が気に入りました。
丁寧に立てられた建築物と言うのは本当に美しいですね。

素人の書いたバウハウス見学記です。専門的見解と異なることもあったかもしれません。間違えたまま思い込みで感動してしまっているところもあるとは思いますが、今回実際に建物や製品を目にして、作った人の人柄が反映されていることに改めて気付きました。

書物だけではわからないこと、まだまだあるのですね。
しかし、今回の旅のきっかけを作ってくれたのはこの本です。「バウハウス ―旅の本」
c0180339_2084812.jpg

Bauhaus Reisebuch /Dumont社
英語版もあるそうです。ご興味のある方は是非。

最後にデッサウで購入したポスターのご紹介。
ミース・ファン・デル・ローエの言葉。
c0180339_2091870.jpg

Nur eine Idee hat die Kraft, sich so weit zu verbreiten.

たった一つのアイデアが持つ力、それが世界を広げていくんだ。

うまく訳せたかわかりませんが、デッサウでこれを目にした時、これはデザインの現場だけではなく、ビジネスにも、人生のいろいろな局面にも当てはまるな、と思ったのです。
全ての事は誰かのひとつのアイデアから始まります。ですから考えるのをあきらめたり、放棄してしまってはいけないんですね。 ミース・ファン・デル・ローエ先生。

お疲れさまでした~バウハウス巡礼完結です。長々とマニアックな旅行記を読んでくださってありがとうございました。


人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-14 17:32 | 旅情報 | Comments(6)

バウハウス巡礼3

土曜日に3つのガイドツアーに参加し、コーンハウスにも行き、
デッサウでは「見るべき物は見、するべきことはした。」と疲労困憊ながら充実感はありました。
デッサウはフランクフルトから見るとかなり北東の位置にある中規模都市ですが、バウハウス以外これと言って見る物は無いです。(きっぱり。)
夜の7時に駅付近を歩いていても人に会うことはまれ、と言ったドイツ地方都市にありがちな無愛想な所と言えましょう。
バウハウス大学、マイスターハウス周辺と観光の目玉近辺はそれなりに整備もされ、きちんとしたきれいな街ですが、さすがに旧東独。あちこちでちょっとした不便にあいます。それを切り抜けるにはドイツ語と言うか、ドイツ人の習慣に親しんでいることが必要だと思われます。

規則はあってもサービスは無い。
この1点を覚悟されておけばなんとか切り抜けられるかもしれません。

さて、翌日はフランクフルトへの帰途につきました。
ライプチヒ、ワイマールに立ち寄り大急ぎの観光をしながら帰宅するプラン。
もし直接電車を乗り継いで帰ると5時間半かかります。
東側はやはり電車の本数もICE(新幹線)の本数も限られます。乗り継ぎに時間がかかったり、「それは一体どこ?」と言う辺鄙な駅での乗り換えを迫られたりします。
c0180339_2001194.jpg

さて、ライプチヒに寄ったのはGrassi Museum に寄りたかったから。この博物館は民俗学的見地から集められた日用品等をギリシャ時代から現在まで集めています。庶民的(王侯貴族のコレクションもありましたが)文化の集大成と言った感じで、誰が行っても興味深いと思われます。
私は1時間ぐらいで大急ぎで回りましたが、次回があれば半日使いたいです。この博物館はバウハウス時代の家具や日用品のコレクションも多い。ですが、私が見たかったのはこれ。
c0180339_2003740.jpg
 
c0180339_201174.jpg

アルバースのステンドグラス。(階段ホール自体がヨセフ・アルバース作らしい。)
外は曇りの日でしたが、それでも美しかったです。
c0180339_2012599.jpg

ライプチヒはデッサウより華やかで観光客がたくさん訪れる街です。散歩も楽しいですよ。(私は時間が無いので走って街を突っ切っておりましたが。)

ほんとすみません。 まだ続きが。 気が向いたらバウハウス巡礼 4 も読んでね。



人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-13 20:04 | 旅情報 | Comments(2)

バウハウス巡礼2

お待たせしました、バウハウス巡礼1の続きです。

さて、11時からの校舎内見学は1時間ほどで終わり、12時半から始まる、歩いて10分ほどのところにある、マイスターハウスの見学ツアーに参加。
ここもガイドが無いと入れない場所もあるようです。先生方の住んでいた社宅ならぬ教員用住宅。
グロピウスの住宅はまだ再建中です。
c0180339_21224291.jpg

カンディンスキーとクレーが住んでいた家。なんと二人は同じ家をシェアしていたのですね。リビングが筒抜けです。
c0180339_21231356.jpg

キッチンなどは別にあり、基本的には2軒分の構造ですが、概観は一件にしか見えません。
これも思ったよりも寒くて住みにくかったのかもしれませんが、二人の大画家が一時期一緒に住んでいたとは!仲は良かったんでしょうか。たぶん良くなかったら一緒にすめませんよね。

その後私は無謀にも15時30分からのSiedlung Dessau-Törten 見学ツアーに走ります。
c0180339_21234582.jpg

グロピウスが構想した典型的なバウハウス建築群がトラムで15分ほどのところにあります。
c0180339_21241042.jpg

グロピウス自身の設計した建物もありますが、ほとんどはグロピウスの建築論に基づいて建てられたものだそうです。(いわゆるバウハウス風というか)
戦闘機メーカーとしても有名なユンカースが盛況な頃(今でも暖房機器メーカーとしては大手ですが。もう戦闘機は作っていません。)ユンカース工場がデッサウにあったようですので当時はユンカースに勤めていた人がたくさん住んでいたのではないかと思われます。

c0180339_2125282.jpg

シュタールハウス(スチールハウス)は画家のG・ムシャと建築家のR・パウリックが建てた大変実験的な建物です。
c0180339_2126978.jpg

壁を作る2枚の鉄板の間には5センチの空間があり断熱を試みた工夫もあるそうですが、実験だけで大量生産にならなかったのは費用対効果に問題があったようです。(まあ、その辺の事情は現在も変わらず、と。)
中は思ったより広く、割と最近まで個人宅として機能していたとのことです。
c0180339_21263397.jpg

DDRの時代にバウハウス時代の建築もおかしな手の入れ方をされたり、壊されたりした建物もあったようで、まだ修復中のところもあります。
いずれにせよ東西ドイツに分かれていた時代はドイツにとっては負の時代だったと言うことですね。(特に東側には)
c0180339_2127658.jpg

さて、お昼も食べずにツアーに走った私は、あこがれのコーンハウスでディナーを取りました。この建築もバウハウス時代の建物です。
c0180339_21273978.jpg

エルベ川沿い。さすがに水位は高かった。
c0180339_21281873.jpg

バスが1時間に1本しかなく、しかもそれも怪しい状況だったので往復4キロ以上歩かされました。

この日は本当によく歩いた!

何とバウハウス巡礼3に続きます。



人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-11 21:31 | 旅情報 | Comments(4)

深刻さを増す洪水

バウハウス巡礼2は明日更新します。

今日はフランクフルトハノーファー、ベルリン向けのICE(新幹線が)ドイツの東側一帯の洪水の為、大幅に遅れる、又はキャンセルになっているそうです。
1週間ちょっと前にそれに乗ってミーティングに行き、その後4日間にわたって東側を旅行してきた私は、テレビのニュースを茫然を眺めております。
ミュンヘンの友人からも、知人が近郊で浸水被害にあったと。

1週間旅行のプランが遅かったら、私の旅行は出かける前で挫折していたことでしょう。

ザクセンアンハルト州のマグデブルグは現在多くの住人が家を離れて避難しているそうですが、同じ州に属するデッサウはどうなっているのか。
バウハウス大学の建物はもちろん多くの地下室を抱えています。
c0180339_16422024.jpg

コーンハウスはエルベ川沿い。
c0180339_1643591.jpg

確かに私が食事に行った6月1日のエルベ川はもう、かなりパンパンでした。
おそらくここ数日は営業していないと思います。

確かに、デッサウからフランクフルトへ戻る電車の中から見える風景は、かなり既に水浸していました。
「ここは、畑だったのではないか?」と言うところにすいすいハクチョウが泳いでいましたし。
そのあたりは川のすぐそばのあたりですから、何処までが川かわからない状態でした。
そんな光景をあちこちで見かけました。

それから1週間、被害は住宅街まで広がってしまったようです。

現在雨が降っていなくとも、川は水を集めて下流に流れてきます。青空のもと、徐々に推移を上げる川をただ見つめることしかできない住民の苦悩はいかほどか。

それにしても今回の洪水は被害地域が広いです。
残念ながらまだ収束に向かっていると言う情報はありません。

エルベ川の水位が早く下がりますように。


人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-10 16:45 | ドイツ生活 | Comments(4)

バウハウス巡礼1

先週末金曜日夕方からデッサウに入り、土曜日もデッサウ泊、日曜日はフランクフルトに戻りがてらライプチヒ、ワイマールに途中下車する一人旅を敢行いたしました。
名付けて、(?)「バウハウス巡礼 女一人旅(温泉なし)」
c0180339_663572.jpg

バウハウスは1919年に開校され1933年にナチによって閉校された美術と技術を結びつけた、新しい時代に適合する建築、意匠を志す若者の為の学校であると私は理解しています。
デザインという概念がおそらくこの時代まだ確立されていなかったのではないかと考えますが、
この学校が目指した 「職人の技と芸術との融合」
そして「大量生産、普及してきた電気エネルギーが促す20世紀初頭の産業の発展と生活様式の変化に即した、物作りそして建築」
と言う、バウハウスで行われてきたこと自体がデザインと言う概念そのものではないかと私は考えます。
まあ、難しく考えなくとも小、中、高と図画工作、美術、グラフィックデザインと学んできましたが日本の美術教育はバウハウスの教育方法をかなりの部分踏襲しているのではないですか?色彩論や色彩構成、バウハウスの生徒が学んだことと同じようなことを私も学校でやって来たように思います。

現在多くのデザインアイテムに関わる仕事をする私にとって、人生の大半を費やした分野の事の始まりは、バウハウスなのです。
c0180339_671494.jpg

金曜日の夜、土曜日の夜は何とあこがれのバウハウス大学の校舎に宿泊!世界四大建築家のグロピウス校長先生による美しい建物です。
宿泊するアトリエ棟は2006年だかに新しくリフォームされたそうです。(←最近のことには興味なし。)
シングル35ユーロからダブル80ユーロぐらいで泊まれます。私はダブルルームのシングルユースで一晩40ユーロでした。
各階ごとにトイレとシャワールームがひとつずつ。夜は静かだったのに翌朝結構同じ階に人が泊まっていることに気付きました。
シャワールームが空くまでしばらく待ちました。
c0180339_675066.jpg

ともあれ、AM11時から始まるバウハウス大学校舎内を巡るガイドツアーに参加。ツアーに参加しないと校舎の中に入れません。ツアーはドイツ語オンリーです。シーズンインで外国人客が多い時は英語ガイドが設けられるかもしれませんが。
ガイドは立て板に水のようにずうううっとしゃべり続けているので、私のドイツ語能力でついて行くのは大変でした。が、バウハウスについての予備知識がありましたのでなんとかなりました。(?気のせいかもしれません。汗)

さて、目から鱗だったのが、このバウハウス大学の校舎は機能主義の典型的な建築と思っておりましたが、実は全然違う。ものすごくデザイン重視?いや「コンセプト重視の建物」だったという事実。
c0180339_681975.jpg

この有名なガラスのサーフェイスは中からみるとこんな風。
c0180339_685583.jpg

全階筒抜け~。それでなくても暖かい空気はガラスから抜けていきやすいのに、こんな隙間があったら暖かい空気はみんな上へそしてその途中にガラスから逃げていきます。(まだ二重ガラスではありません。)
ガラスのサーフェイスを邪魔しないために床をガラスから離した構造にしたんですね。
c0180339_692253.jpg

おまけにユンカース社製の(当時)最新暖房機器はどういう訳か手も届かぬ上の方に設置されている始末。冷え症の私にはきつい構造です。(足元から冷えますからね。)
ガイドがここでくだらないジョークを、「緑の党には絶対支持されない建物です。」ドイツ人に大うけ。

Design follows function とは誰が言ったのか?
質実剛健はバウハウス、しいてはドイツデザインの特徴と、思い込んでいた私には、ここで大きな ? が。
c0180339_694836.jpg

確かに、各階ごとに色が違い、色彩が美的意味だけでは無くサインとしても使われているところや、規格やモジュールを作って同じパーツを繰り返し使うところなど、機能主義的工夫はあちこちに見られます。もっとカチカチに、完璧に出来上がっていたものかと思い込んでいましたが、私の印象は思ったより緩い、楽しい空間。
同じバウハウスの校長でも、ミース・ファン・デル・ローエの建てたベルリンの新国立美術館の方がもっと完璧で、なんと言うか隙のない建築だったような気がします。

c0180339_6101624.jpg

さて、ツアーは続くよどこまでも。
演劇などが行われた舞台。(オスカー・シュレンマーが実験的舞台を演ってましたね。)クレーが、カンディンスキーが、ここを歩いていたかと思うと・・・・(←ちょっと遠くに行ってしまってます。)

ガイドの言葉をお借りすると
「グロピウスがパチンと指を鳴らしただけで、あの時代の先端を行く芸術家たちが一斉に集まった。」
モホリ・ナジ、リオネル・ファイニンガー、ワーゲンフェルド、ブロイヤー、イッテン、エトセトラエトセトラ。

まだ、グロピウスの自伝等を読んでいないので確としたことは言えませんが、あの、ファム・ファタール(悪女と言う訳ではないのですが)アルマ・マーラーと不倫関係にあり、後に結婚をし、一女を得たグロピウス。
ワイマールからデッサウにバウハウス大学を移す際かなりの政治力を駆使したはずです。
厳格な職人気質の人では無かったと私は想像します。むしろ経営者的タイプの方だったのでは?
芸術と政治の要素を分けようとしたのはミースが校長になってからだと、ガイドの説明がありました。

そんなことをつらつら考えながらグロピウスが執務を行っていた校長室に。
大変簡素だと思いました。もっと威圧的な感じがあるのかと想像していましたが。グロピウスさんはとても人間臭い、熱いタイプの人だったのかもしれません。彼の代表作の校舎の整然とした外観からは思いも及ばぬことですが。
c0180339_610597.jpg


バウハウス巡礼はまだまだ続きます。


人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-09 06:13 | 旅情報 | Comments(2)

バウハウスです。

とうとうきました!
ベルリンを出たのが結局17時過ぎでした。電車はいつものごとく遅れて19時すぎにようやくデッサウに到着。
結構雨がきついのでまだ大学の外の写真を撮っていませんが、本日宿泊の部屋、公開します。
c0180339_4503390.jpg

バウハウス大学校舎はグロピウスの設計。
アトリエに使われていた部屋を現在は宿泊所として利用しています。

部屋は結構広い。
トイレとシャワーが外で共同なのですが、シャワーがびっくりするほど広くて、かっこいいです。
c0180339_4504587.jpg

こんな無駄に広いところで一人でシャワーを浴びるなんて。(この裏にシャワーがありますけど、一つだけです。)

私の部屋は407ですが7つも部屋が5階にあったかな?

とにかく静かです。19時にデッサウ中央駅に到着したら、ほとんど人が歩いていないのだもの。

さすがに田舎だ。

明日は大学の校舎とバウハウスの先生たちが居住していた家などを見学するツアーに参加します。
参加しないとみることのできないところもあるようなので、これは必須。

とても楽しみです。

写真はこのPAD(サーフェス)でとるとうまく取れないので、デジカメでいっぱいとってきます。
そちらの写真をフランクフルトに帰ってから載せますので、乞うご期待!



人気ブログランキングへ


[PR]
by Rottenmeier-ffm | 2013-06-01 04:53 | 旅情報 | Comments(8)

最新のコメント

更新がないのはお忙しいか..
by phary at 18:13
まぁ~☆  帰国されてた..
by ぽん at 14:51
ぽんさんお久しぶり。(私..
by Rottenmeier-ffm at 07:05
今、物流倉庫の管理がロボ..
by ぽん at 14:24
kisaさん、そうですか..
by Rottenmeier-ffm at 19:53
コバヤシさん、そういえば..
by Rottenmeier-ffm at 01:02
明けましておめでとうござ..
by コバヤシ at 16:47
ぽんさん、こちらは空気が..
by Rottenmeier-ffm at 03:03
ご近所さん、遅ればせなが..
by Rottenmeier-ffm at 02:29
おかえりなさいませ~~☆..
by ぽん at 14:39

お気に入りブログ

ベルリン中央駅
石のコトバ
海の向こうに憧れて
ママりん時々ヴュルツブルク

外部リンクブログ

ブログジャンル

海外生活
絵日記・イラスト

カテゴリ

ビジネス私見
EUビジネス事情
メッセリポート
ドイツ生活
日本生活
ヘタリア的エピソード
デザイン
旅情報
家庭用品・雑貨
アニメ・マンガ考察
趣味・手習い

最新の記事

日本の春2017
at 2017-03-22 11:31
大型物流倉庫の火事考察
at 2017-02-22 19:32
ワーゲンフェルト デザインセ..
at 2017-02-06 23:00
あっという間に
at 2017-01-10 20:37
明けましておめでとうございま..
at 2017-01-06 10:43

ライフログ


グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)


クラウド化する世界


Angels & Demons (Robert Langdon)


ヘタリア 2―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA) (BIRZ EXTRA)


バッテリー (角川文庫)


ローマから日本が見える (集英社文庫)


言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫)


ジーン・バトラーのアイリッシュ・ダンス・エクササイズ [DVD]

記事ランキング

検索

最新のトラックバック

venuspoor.co..
from venuspoor.com/..
venussome.co..
from venussome.com/..
www.whilelim..
from www.whilelimit..
画家の個性が凝集されたプ..
from dezire_photo &..
新国立劇場バレエ団のソリ..
from dezire_photo &..
哀しくも抒情性に貫かれた..
from dezire_photo &..
イタリア一人旅 Ⅰ
from dezire_photo &..
地中海を望むアンダルシア..
from dezire_photo &..
帰ってきた大統領と民衆
from 雪村総也の不安
ウェッジウッド 経営破綻
from 誰もが気になるマル秘情報

以前の記事

2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月

ブログパーツ

タグ

(2)

ファン

画像一覧