ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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世間って狭い。

昨日日曜日はペーパーワールド会場にて、ミーティングがあったので仕事に出かけました。

そして偶然展示会会場で日本人の友人(ご近所さん)に出会い、その友人と一緒にいらっしゃった初めてお会いする日本人女性と3人で晩御飯を食べに行きました。

話がはずんで楽しい会食でした。

偶然知り合ったばかりの方が、
「今回の展示会出張は急だったので、ガイドブックをあわてて購入し、ざっと読んだのと、関連ブログをチェックするぐらいしか、準備ができなかったのですよ。」

とおっしゃったところで、

近所に住む友人が

「あら、XXさん(私のこと)もブログを書いているのよね?」

「ああ、ええ、まあ・・・」と私。

「・・・・・マイヤーさん?」と初めてお会いした女性。


ひょええええ~!


まさかと思いましたが、このブログを読んでフランクフルトについての前知識を仕入れようとしてくださったらしいのです。

いや、まじで日本には1億3千万近くの人が住んでいらっしゃるのですが。

それにしてもびっくりでした。(ちなみに、あちらも相当びっくりされていた。)

「やっぱりあんまりあほなこと書いてたら、まずい。」 と改めて思ったロッテンマイヤーであります。

ちょっと、変な汗かいた。

週末掃除しなかったら、部屋のすみに、なんかふわふわしたほこりが出現し始めました。
これから掃除機かけることにします。
ではまた。
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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-30 18:58 | ドイツ生活 | Comments(4)

最速!ペーパーワールド報告

ペーパーワールド2012 リポート

今年はハイムテキスタイルをパスしたため、本日28日から始まったペーパーワールドが今シーズン私にとって最初のメッセです。それでは最速のペーパーワールドご報告を。
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初日のためか結構混んでいました。
ヨーロッパはユーロ安、そして破産寸前という国々を抱えているため、不景気というイメージがありますが、ドイツは現在景気が悪くないのです。
ペーパーワールドは文具メッセです。ヨーロッパの文具大国、イギリスから来ている人が多いのか、ドイツ語より英語があちこちから聞こえてくるのが印象的でした。

「Inspiration 2012-2013」
ペーパーワールド主催者が数名のデザイナー、デザイン事務所に依頼してトレンドカラーを絞り込み、エキジビターの製品を使ってデザイン&カラートレンドのプレゼンテーションを行っています。
今年は、のキーワードは ブライト、ダーク、ソフト
Bright ブライト
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私の印象ではメロウな色が今年のトレンドだと思っていますが、ここでのプレゼンテーションではメロウな感じより、少しモダンでした。メロウ―レトロなイメージよりももうちょっととんがった感じです。セルリアンブルーとマンダリンオレンジの組み合わせ。レモンイエローに近い、目に飛び込んでいる黄色をメインカラーにした製品。この配色はプラスティック素材に適していると思われます。

Dark ダーク
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さんざ使われてきた黒―ゴシックのイメージとは違い、どちらかと言うとパンクのイメージです。
モノトーン、ハイテックのイメージとも違う黒。今年の黒は素材的にはテキスタイル向き。
プレゼンテーションもどちらかと言うと若い10代向けのカジュアルなイメージでした。

Soft ソフト
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このトレンドカラー群が一番難しそうです。ソフトでグレイッシュな淡い色合いに1色だけ蛍光ピンクが混じります。有機的で、ちょっと不思議な、未来的な白。このカラーはナチュラルな木との組み合わせで生きてきます。蛍光ピンクの分量を間違うとただけばけばしいだけになってしまいそう。かなり気を使う配色です。

今回のカラートレンドは全般的に極端な色遣いではないだけに使いやすそうだと思いました。その反面、トレンドとしての個性があまりない、つかみどころがない感じもします。

私個人の趣味ではソフトの配色が好きですが、もし、使うとするとブライトかな。

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-29 09:15 | メッセリポート | Comments(2)

調理用バナナ

Kochbananen- 調理用バナナ- とやらがスーパーで山積みになっておった。
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ドイツではあまり見かけぬものである。
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私がこの青くて一見熟していないだけのバナナが調理用であると知りえたのは、
かれこれ15年以上前になる、ジャマイカ旅行中であった。

彼の地ではバナナを炒めて食す。

まあ、それは目からうろこでありましたことよ。

それ以来中華料理屋でバナナのてんぷら等のこめかみが痛くなるほど甘いデザートを食す機会はあったものの、ジャマイカで食べた、あの、奇怪な青いバナナを食べるチャンスは無かった。

ところが、近所のスーパーに突然山積みになっておった。

買わずにはおれまい。

どうやらスーパーマーケットチェーンの大手、バイヤーがなんか、まちがった勝負に出たのだろう。
「ドイツ人の貧弱な食卓に新しい食材で革命を起こすのだ!」
と勇み足を踏んだに違いない。

青いバナナ(英語的にはプランテーンと呼ぶらしい)をドイツ人の日常食にする壮大な企画を思いつく前に、もっと重要な、小松菜、とか、菊菜とか、水菜とか、日本風の南瓜とか、サツマイモとか、ごぼうとか、にらとか、
ああ!もう!いっぱいいろいろ足りないお野菜はあるでしょうに!

なんで、青いバナナ?

ちなみにこの調理用バナナはジャマイカではたっぷりの油でいためて食べておりました。

私も炒めてみました。(皮が固くて剥きにくかったと申告しておきます。)
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・・・やっぱり、いも。

ドイツの「スィートポテト」とやらと似て、

甘くも無ければ香りも大してない。

ぱさぱさとほくほくの間ぐらいの触感。

うーん。
もう少し黄色くなってからほかの2本は試してみることとしよう。

ドイツ在住の皆さま。Xewe 今行けばたぶん売っています。
お試しになるときは一番無難な食べ方はたぶんたっぷりの食用油で炒めること。
私はフライパンにふたをして蒸し焼き状態にしました。
なんせ、いも、ですから火をしっかり通さないと固いと思われます。

日本の皆様、日本で簡単に購入できないからと言ってがっかりされる必要はございません。

正直、食べないと一生後悔するもんではないと、申し上げておきます。

スーパーのバイヤーの壮大なる試みは失敗であると思われる。

もうすこしがんばりましょう。

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今日は今年初めての雪

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-27 20:52 | ドイツ生活 | Comments(18)

ちょっと振り返る。

昨日、ブログを書きながら、

え、フランクフルトに再び住みついて 10年目? ということに改めて気づき、

・・・自分でもものすごくびっくりした。

履歴書みたいなものを書かなくなって幾年月。
改めて生まれてこの方何歳のときに何をしたのか、日付とともに追ってみた。

どうやら私が一番忙しくしていたのは20代後半のようです。
23歳、1年間デンマーク留学して、帰国してから3回仕事を変え、27歳あたりですでにドイツに就職しておりました。

自分でもびっくりです。
この4年間、私はどうやって次から次へ変わる環境に順応していったのか、今となっては謎です。

それに引き換え、
ドイツからいったん引き上げたのが31歳。 32歳で大阪で個人事業登録。自分で仕事を始めました。

そこからは一貫してヨーロッパ家庭用品関連の輸入・販売業界あたりをうろうろしています。
一人で仕事をしているといろいろな角度からその業界に携わることになり、深い専門知識は持ち合わせませんが、業界全体の流れを把握することができました。

現在の会社をドイツで設立したのが2003年。
家庭用品製造、販売会社なのですがヨーロッパの家庭用品関連業界・日本の流通業界との縁は続き、いまだに様々な仕事を引き受けています。

雇用される立場でなくなってからの人生のほうがはるかに長い私の職歴ですが、会社員として働いていた間に学んだことが現在の仕事のすべての基礎になっています。
お給料をもらって、勉強していたようなものです。

それにしても振り返ってみると、20代ってあせっていたなあ。ものすごく背伸びしていたと思います。
30代は自立することに挑戦していた感じです。
40代でようやく自分のライフスタイルを選択し、現在に至る。

フランクフルトのこの場所に移住して10周年の今年、新たな事業を設立することになったのは私の人生における節目の年だということなのかなあ。

次の10年を充実した悔いのない10年にしたいと思ってます。

この教会の塔を眺めて暮らして10年目。
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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-26 18:13 | ドイツ生活 | Comments(4)

マイルドな冬。

また霧の朝。
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フランクフルトに再び住み始めて10年目になります。(えっ、ほんま?・・・指を折って数える。えっと、会社設立が2003年4月だし。このアパートに住み始めたのって、10年前の今頃? えっ? ←要確認。)

・・・戻ります。
つまりこの10年間の間でこれほどなまぬくい冬はあっただろうか。と思うほど毎日寒くないです。

今日も霧。 通年ですと霧は11月というイメージがあります。晩秋から初冬にかけてよくある現象。
寒いのが苦手な私としてはありがたいことです。
たとえ雪が降ろうが凍りつこうが、1月2月、暗いもんは暗い。
それなら、どんよりしていてもあんまり寒くないほうがありがたいです。

おまけに今年明けてからはたまに青空さえ見える日がある。

このまま、ぬる~く冬が過ぎて行ってくれるといいなあと思いますが、
・・・どうなんでしょう。そんなに人生甘くないことも身に沁みて知っている。
今日の気温は0-5℃
ドイツ人にとってはたいした寒さではありません。

昨年は3月に入っても雪が降っていました。 ・・・・

メッセシーズンに入りました。
ハイムテキスタイルは先々週にもう終了。今週土曜日からはペーパーワールドです。
デンマークフォルムランドも終わり、パリメゾンも昨日終わりましたね。イギリスのバーミンガムのメッセももうすぐ。
例年これらのメッセには顔を出しているのですが、今年はメッセアンビエンテ(2月10-14日)にかけていますのでペーパーワールド以外はスルーします。

日本の日用雑貨、家庭用品、消費財、などの製造、貿易、流通、等の業界の方々は、ヨーロッパを走り回っている時期です。
今年はこの円高ですから、バイヤーの皆さんも張り切っていらっしゃることでしょう。
雪で交通網が乱れることもなさそうですし、スケジュールも順調でしょう。

今年のスプリングメッセシーズン、実り多きシーズンになりますように!

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-25 19:02 | ドイツ生活 | Comments(6)

大いなる誤解。

toramuttiさん、らくだのせなかさん、その他、昨日の愚痴っぽいブログを読んでくださった皆様。

契約書、作っているのはもちろん日本語です。(皆様の好意的予測を裏切って大変申し訳ない。)

最終的にドイツ語版を作りますが、翻訳はアウトソーシングします。

ちなみに私はドイツ語をほとんど書きません。
ドイツ語しか通じない取引先にメールを送るとき仕方なく片言のドイツ語で送ります。

それ以外ビジネスコンタクトはぜーんぶ、英語です。
電話でドイツ語を話していても、メールは英語で送ります。

契約書をドイツの会社と交わす場合、たいがいの会社が英語の翻訳版を用意してくれています。
サインを交わすのはドイツ語版ですが、私はまず英語版に目を通します。

英語版とドイツ語版に誤差があるかないか確認する時もありますし、

…全面的に相手を信用して英語版しか読まないことが多いです。(いいのか?いやいいはずはない。汗)

これではまずかろうとは思いますが、契約書ってどうでもいいことがたくさん書いてあるんですよ。
いや、何かがあった時はそういうのが大事なのでしょうが、一応そこまでまずいことは起こらないことが前提出ないと商売なんて始められません。

てな訳で、日本語の契約書もたいがいいい加減にしか目を通さない私が、現在、英語、ドイツ語の契約書を読み、それとは別に日本語で契約書を作成中。

ひな型を探してくるだけでも結構大変です。
しかし、事業内容を把握している人しか契約書って書けないんですよね。

現在の私が経営するGmbH(有限会社)は特に契約書を交わすような事業内容ではありませんでした。(あるにはあったがたいがい相手が準備するたぐいの契約だった。)

今回の新事業の立ち上げでは本当に始めて行う作業がたくさんあって、大変です。
もし、一人だったらくじけていただろうなあ。

パートナーがいて良かった。

それから、キツネのイメージなんですが、イソップ物語の印象がとても強いのでしょう。
新会社のイメージキャラクターとして使おうと思うのですが、キャラクターを前面に出すような業種でもありません。
ただ白狐が神様のお使いで「伝達・届け役」という役割を担うところが新事業にどんぴしゃ。
キツネというより日本の白狐をイメージしたキャラクターを趣味的に作ってみようかと思っています。
仕事で使うかどうかは別として。
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いろいろアドバイスありがとうございます。

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-24 23:57 | ドイツ生活 | Comments(2)

嫌な仕事。

私の苦手な仕事に、「経理関連」、というものがあります。

まあ、嫌いな仕事 横綱格 です。

そして、「経理関連」が西の横綱なら、東の横綱が 「契約書関連」ということに気付きました。

大体 甲 とか 乙 とか なんやねん。と思いません?
それにあの持ってまわった言いまわし。

英語、ドイツ語の契約書って読むのに時間はかかるわ、結局わけわからんわ、で、
つまり、契約書を前にすると言語に如何によらず、物すごいプレッシャーを感じます。

ああそれに、今、契約書、作ってるんですよ。 こんな契約書アレルギーの私が。

契約書から逃れられるなら、アイロンがけさえ、私の好きな仕事と言わせていただきましょう。
(家事仕事で一番嫌いなのは掃除機とアイロンがけ。)

日頃難しい文章はできるだけ遠ざけた生活をしているつけが回って来たようです。

ああ、ゆううううううつ。

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ちなみにこれは北極ぎつねですが、白狐のリアル版ですな。おととい上げたブログのイラストはこの狐さんを参考にしたわけではありませんが、何にせよ、和みますな。新会社のイメージキャラクターになっていただこうかと考え中です。(←逃避癖が出た。)

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-23 19:26 | ドイツ生活 | Comments(5)

キツネとお稲荷さん。

キツネのイラストの依頼を受けた。
こんな感じになりました。
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いろいろ試行錯誤しました。キツネってどっちかというと犬に近いですね。
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ニャンコ先生(斑)のイメージも捨てがたかったり。でもニャンコだし。
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ものすごくちっさいイラストですから、あまり細かく描き込むこともできないので、あれ(↑)になりました。
依頼主さんこんなもんで良いでしょうか。

ちなみに私が好きなものを描くならこれでしょう。
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あーあ、描いちゃった。
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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-21 23:47 | ドイツ生活 | Comments(2)

チャネルキャプテン。

チャネルキャプテンというのは、
サプライチェーンマネジメント(SCM)の中でリーダーシップを握っているプレーヤーのこと。

・・・なんだそうです。(わかりますか?)
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いえ、ね、昨年春辺りから新事業の計画に入り、その事業に関する本を結構読んでおるのですが、それが
物流、ロジスティックス、サプライチェーンマネジメント、という言葉が頻繁に出てくる本なんですわ。

まあ、そんでもってチャネルキャプテンというのはつまり、私の小さい脳みそが把握できる言葉に直すと、

「その時代、商売する時一番威張っている人。」

になります。(transration by Rottenmeier)


最近読んだ本でこのチャネルキャプテンについて触れている個所がありました。
まず、日本の「商売」の第一期
江戸時代から第2次世界大戦終戦まで

「卸売業主導」 なんだそうです。

つまり、灘から大阪辺りを通して、江戸までお酒を運ばねばならない。
まあ、紀伊国屋さんとか、現在の商社の基本になるような問屋さん、仲買さんが権力を握っていました。

そういえば参勤交代で江戸詰になっている武士は、地方の物産の流通を手伝ったり、つまり今の地方の商工会議所みたいなこともしていたんでしょうな。

「ふっふ、越後屋、お前も悪よのう・・。」 という会話はきっと物流機能を、つまり船を持っていた大きな問屋さんの大旦那と悪い小役人との会話であったに違いない。(←妄想のたまもの。)

それが大正時代辺りから大規模メーカーが出現し、「特約店」だの「代理店」だの、「XX自販」だの、メーカーの発言力が増してくる。
これが第二期か。
昭和って、やっぱりメーカーが強かったですものねえ。

さて、1970年ごろからチェーンオペレーションシステムとやらがアメリカからはいってくる。
いわゆるダイエーやイトーヨーカドーなど、チェーンストアが台頭。
第三期に入ります。
小売店が物作りにも影響を与え始める。プライベートレーベルとか、ね。
小売店が自分で物流システムを持ち、メーカーの製造プランもそのシステムに合わせたり。
今はスーパーからコンビニへ小売店のトッププレーヤーも変わりましたけど。
現在もやっぱり、大型小売店がチャネルキャプテンと言えるでしょうね。

売るところが一番強い。

売る場所は購入者に近いから、消費者の意見が反映されやすいと言えばそうなのですが。

製造現場、それも原料の調達も含めての製造現場から消費者までの流れを一括してみていこうと言う考えが
サプライチェーンマネジメントシステムです。(・・・と小さな頭のロッテンマイヤーは理解しました。)

それを頭に入れて、さて、日本の製品をヨーロッパで売るにはどうしたらよいだろう。
と考えたシステムが、この度新しく立ち上げる新しい事業になります。

まあ、この話はまた改めて。

それにしてもチャネルキャプテン、つまり、えらそうにできるポジションにいる人って時代によって違うんだなあ。

ああ、大型店のバイヤーになって、

「こんなもん作っても売れねーよ。」とか言ってみたい・・・。

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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-21 00:35 | ビジネス私見 | Comments(0)

象徴的な終焉。

米コダック社が破産法申請。

コダックといえば世界一のフィルムメーカーとして20世紀を代表する企業の一つ。

あそこまで有名な企業でも零落するのか。

身近な企業だっただけにちょっとびっくりしました。

確かにすでにフィルムを使うカメラを持っている人も少なくなりました。
私が子供のころはフィルムカメラしかなかった。
マイファーストデジカメはソニーでした。いつ頃購入したかな。確か15年前ぐらいでしょうか。
つまり大体1990年代後半ぐらいから2000年台前半の間に皆さんフィルムのカメラからデジカメに買い替えたのでは?

レコード、カットテープやビデオ(VHS ベータ)もそうですが、10年ぐらいの間に次世代の物に世の中が切り替わってしまっていて、いつの間にか消えている。
あれほど世界中でみんなが持っていたのに、もう、使われることもほとんどない。

2番手だった富士フィルムは、主体のフィルム事業を思い切って縮小したり新事業に着手して生き残っている。
富士フィルムの社長へのインタビュー記事では どうやら2000年辺りにまだ利益の3分の2を出していたフィルム事業に見切りをつけたようです。つまり、10年ほど前からフィルム事業を主体とするのではなく、現在持っている技術を生かした新事業を主体とすることを決定した。
大きく舵を取ったということでしょうか。
今や富士フィルムHDの連結売上高でフィルムの占める割合は2000年の19%から1%に減ったとのこと。

Fujiはデジカメも自社技術で作っています。物を作ることにこだわった。フィルムを作ることにはこだわらなかったんですね。(コダックもデジカメ出しています。日本だからかもしれませんが、話題になった記憶がありません。デジカメとメーカーとしては全く成功しなかったのでは?)

フィルム業界の1番手の世界的に有名企業コダック。パテントも山ほど持っている。それでも倒産する。(ちょっと日本のとある航空会社を思い出したよ。)

世の中の移り変わりのスピードが速いんですね。
それにしても現在日常生活はどんどんデジタル化して行っています。
デジタル化のその次は何が来るのでしょう。

近々消えていくものは何なんでしょう。

FAX、CD、もしかしたらガソリンだけで走る車?

それにしても、アメリカの製造業は衰退し続けている気がします。
ITと金融産業に偏りすぎている気がするのですが。

ひとつの物の寿命が尽きた。

いろいろと思い出し、いろいろと感慨深い、雨の朝です。

これは消えていかない物達。
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by Rottenmeier-ffm | 2012-01-19 17:26 | ビジネス私見 | Comments(9)

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