ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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カテゴリ:ヘタリア的エピソード( 18 )

スカンディナヴィア考察。

まあ、縁のある国と無い国っつうのがありまして、
私の場合、どうやらヨーロッパもドイツから北の方に縁があるようです。

デンマークが私の生涯初めての欧州体験だっただけに、デンマークのリベラルでいろんな意味でフェアであろうとする社会が私にとってのヨーロッパイメージでした。(今は欧州と言ってもいろいろあることがわかった。)
そんな私も「スカンディナヴィア」、と「ノルディック」(北欧)という言葉についての定義をものすごくあいまいに理解しておりました。

以前デンマーク人の友人に
「フィンランドもスカンディナヴィアでしょう?」といったら、
「え~あそこは違うわよ。」 と笑って否定されました。

デンマーク人にとっては スカンディナヴィアSkandinavien は 航空会社SASの母体の各国、

デンマーク、スウェーデン、ノルウェー この三国です。

多分これが正解なんでしょう。

ただ、ウィキってみたところ、ドイツ語Skandinavienではフィンランドを含むこともあり、英語Scandinaviaではフィンランドとアイスランドを含むことがあるそうです。

英語ではスカンディナヴィアとノルディック(北欧)をごっちゃにしている
ようです。

ノルディック(北欧)」 というのは
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランド
これは世界共通の認識のようです。 

さて、日本語の場合は英語からヨーロッパの情報をとることが多いので当然ごっちゃになっています。

「スカンジナビア」という場合は デンマーク、ノルウェー、スェーデンの三国。
「北欧」という場合は デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、アイスランドの五国。


これが、おそらくご当地の北の国々の方たちには一番納得が行く理解の仕方だと思います。
(まあ、多分日本でいろいろ出版されている雑誌や本にはぐちゃぐちゃな定義になっているとは思いますが。)

ちなみに北欧五国の絆を目の当たりにしたのは、実はつい先日のオスロの猟奇殺人事件での出来事なのです。ノルウェーからの報告でブログに書きましたが、7月25日正午、ノルディック五カ国でいっせいに一分間の黙祷を犠牲者に対し捧げたのです。

確かに歴史に残るであろう大量殺人であったにしても、テロではなくて、一個人の起こした事件。
ノルウェー国民が黙祷を捧げることはびっくりしませんが、距離的には結構離れているアイスランドまで黙祷したんですよ。 
「北欧5カ国」として、共通の行動を起こすこともあるのだ。と初めて知りました。

北欧5カ国合わせてもきっと日本の全人口にははるかに及びませんが、政治的な意味合いよりも、国民の意識として(どちらかというと文化的、歴史的意識としてが強いか?)、国家連合の一員というのは、極東に孤立する日本からするとちょいとうらやましい気がするのです。
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by Rottenmeier-ffm | 2011-08-06 20:44 | ヘタリア的エピソード | Comments(10)

独善的各国イメージ3

更に、更に
昨日に引き続き、膨れ上がった夢想にお付き合いください。

わたしがもし、車の製造会社の経営者だったら。

デザイン  イタリア人 ドイツ人
車のデザインはやっぱりイタリアがいいな。でも内装のデザインはドイツ人のほうがいいかもしれない。
イタリアデザインは使い勝手とか機能より見栄えが優先なので、運転しにくいとまずいから。
ドイツデザインの車の内装は、機能的で美しそう。計器とか座りやすい椅子とかのデザインは得意よね。

ちなみにCI(コーポレートアイデンティティー)デザインは絶対デンマークかスウェーデン人でお願いします。SAS並みの仕事をやってもらいたいところだ。

設計、技術開発   日本人
細かいところまできっちりとやってくれるイメージ。
少々無理なことも、技術で何とかしてやり遂げてくれそうな感じ。

製造     ドイツ人
工場でがんがん組み立ててくれて、きっちりかっちり仕上げてくれるのはドイツ人マイスター達かと。
でかいから力持ちだし。

販売、宣伝広告 アメリカ人
アメリカ人は全世界的規模マーケティング、どうやったら効率的に広告宣伝活動を行えるのか考えるのが得意そう。・・・というか、お祭りとか企画して盛り上げるのはうまいよね~。

資材調達 オランダ人
オランダ人はどうやら自他共に認めるけち節約家ときいております。
おまけに交渉がうまいので世界各国から選りすぐりの材料を、一番リーズナブルに買ってきてくれそうな気がする。

経営者付き秘書 イギリス人
執事と同じ理由で。経営者ならきっとパーティーや、式典に参加しなければならないことも多いはず。完璧に振舞えるよう、サポートしてもらわねば。

財務 スイス人
スイス人 イコール銀行家のイメージから。間違いなくきっちりやってくれそうです。

さて、ここでフランス人が採用されていないことに気づきました。普通ならデザイン部門で採用というところなのでしょうが。

イタリアンデザイン、スカンジナビアンデザイン、ドイツデザイン、オランダデザイン、というとそれぞれに代表的なイメージがわきます。もちろんデザイナーそれぞれが個性的であるのですが、それでもなんとなく、共通するにおいがあるというか・・・・。

私自身勉強不足なのか、世界で遍く広がっている ”フランスといえば洗練されたデザイン” というイメージが具体的に 浮かばないのです。

フレンチデザインといわれると、
たとえば スタルク もっとさかのぼれば、ル・コルビジェのイメージはわくのですが、それは全然共通項が無いし、同じスタイルにくくれません。
国民性もラテンですがイタリアほどお気楽そうでもないし、ドイツほどカチカチでもない。イメージがわきにくいです。

ああ、そうか、フランスといえばサルトルとボーヴォワール。(←短絡的。)
哲学的に思考してもらって新しく製造する車のコンセプトを考えてもらえばいいのか。

ほんじゃ
商品企画(コンセプト)  フランス人


ってことで。
どうです?

こんな会社すぐつぶれるかしら?

会社の所在地ですか?
工場はさておき、本社は
ベルリンで。(またかっ!)
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パウル・レーベ ドイツ連邦議員会館 
この建物は本当に美しいと思います。ここ、本社ってことで。

自宅(首相官邸)から近いし。
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by Rottenmeier-ffm | 2009-06-24 00:50 | ヘタリア的エピソード | Comments(2)

独善的各国イメージ2

ヘタリア的各国イメージは昨日ご紹介させていただきましたが、私の独善的各国イメージを膨らまして、夢想して見ました。

私がもし大金持ちで大邸宅に住んでいたら。

コック イタリア人と日本人
毎日食べるなら、フレンチよりイタリアンを選びたい。そしてやっぱり日本食は週に2-3回食べておかないと。
そして、お客様をおもてなしする場合基本は西洋料理としても時々は日本料理でおもてなしもゲストにとっては新鮮でよろしかろう。
ということでコックはイタリア人と日本人。

執事  イギリス人(50歳以上の男性に限る)
執事はやはり、映画や小説のイメージが強いか、どうしてもイギリス人。
慇懃無礼そうだけど、マナーに関しては詳しそうなので安心。(というか、現存するヨーロッパのマナーってイギリス発祥のものが多くないか?)
英語を話すというのもポイント。儀礼的な挨拶状など、美しい英語文で適当に出しておいてくれないと困るから。

メイド フィリピン人
イタリア、イギリスで聞いた話によるとメイドさんで評判が良いのはダントツでフィリピン人。
誠実できちんと仕事をしてくれるからというのが理由。
あまりカチカチではない、ちょっとゆるーいイメージがくつろげる家には不可欠。
ドイツ人のメイドさんは逆に絶対 やだ。

技師(ハウスマイスター) ドイツ人
これは一般的なイメージをいただいてます。私が知るところではイメージはそこそこ正しいかと。
電気や水道施設の修理、ドアや柵の補修など、ハウスマイスターの仕事は結構たくさんありそうですが、地道に確実にやってくれそう。


庭師  イギリス人
庭師はちょっと迷いましたが、自然大好きの国民性がつとに有名なイギリス人で決定。
草花に愛情をかけてくれそう。


ボディーガード ロシア人
ボディーガードは逆に一番襲われたら怖いのはどこの国の人? とまず考え、それに対抗できるのはやっぱりそこの国の人と思って選んでみました。

ちなみにその邸宅の建築家はドイツ人。大工さんもドイツ人。
インテリアデザインは デンマーク人

その邸宅はどこにあるべきかというと、 ベルリン です。(今一番住みたいところ)

邸宅のイメージは ドイツ首相官邸 ですか。
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アンゲラ、一日だけでいいから住居を取替えっこしません?

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by Rottenmeier-ffm | 2009-06-23 00:02 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

独善的、各国のイメージ

♪この世の地獄とは~
コックがイギリス人
警官はドイツ人
技師はフランス人
銀行家がイタリア人
恋人がスイス人

♪この世の天国とは~
コックはフランス人~
警官はイギリス人
技師はドイツ人
銀行家はスイス人
そして恋人はイタリア人~

・・・というような内容の歌をヘタリアでローマじいちゃんが歌います。
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ま、この手の小話はいろいろあるわけで以前私もブログに書いたことがありましたが、(典型的気質とやら/タイタニック小話)

上記の歌は、納得しますね。
ヨーロッパでも一般的に流布している説ではないでしょうか。

天国バージョンで
「嫁は日本人。」
というありがたい説もヨーロッパでは時々耳にしましたが、

この場合の日本人女性というのは、いわゆる

おとなしく、文句も言わず、ひたすら夫に従順にかしづく、

何十年か前に絶滅した品種のイメージを
日ごろ強い女性に虐げられているヨーロッパ人男性が心のよりどころとして
いじましくも必死で保ち続けているからではないか、と思われます。

繰り返そう。

男性にとってこの上なく都合の良い、日本人女性とやらは

とっくに絶滅しました。


最近ネット新聞で得た知識によると専業主婦希望の20代女性が増えているとか。
ちょっとびっくり。

いや、我々の世代は
「自立した女がかっこいい。」

とあらゆる女性誌が取り上げてたもんですから、単純な私はうかうかとそのブームに乗って、気が付いたら

とても立派に自立してしまっていました。・・・
 (かっこいいかどうかは別の次元)

それでも後悔は全くしていないので、むしろ専業主婦希望の後輩達に

「それでいいのか?」 と問いたい。

どうやら楽な人生を送りたいので専業主婦希望ということらしいのだが、長い間生きていれば大小の差はあるがとにかく波は襲ってくる。
楽~な人生って無いと思うぞ。きっとそれは退屈だろうし。


たぶん専業主婦になったって、いろんな意味で波は襲ってくるはず。
専業主婦が楽で安全というのはきっと違うぞ。(経験が無いから詳しくはわからないが。)


平均寿命が90歳に近い昨今、どうやったら退屈せずに長い人生を全うすることができるのか。
私にとっては人生最大の課題のひとつ。
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by Rottenmeier-ffm | 2009-06-21 20:55 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

ヘタリア的国のイメージ Xラン編

世界各国の持つイメージというのは、個人個人の経験や知識によって変わってきますが、それでもプロトタイプ的なイメージは割りと多くの人に共通しているのではないかと思います。

ドイツ人の持つイタリアのイメージと日本人の持つイタリアのイメージは似ていると思いますし、(まさにヘタリア。)
フランス人やドイツ人の持つ日本人のイメージも共通項が多いのではないかと思います。

私がヘタリアを愛読するのは、ヘタリア作者と私が持つヨーロッパ各国のイメージが似ているので、読みながら「これ、あるある。」とにやにやできるというのが理由です。

(まだ未読の方、お奨めしておきます。)

さて、先週あたりからこのブログ限定でブームといっていいほど話題沸騰のXランくん。
あまり日本人にとってなじみの無い国だと存じます。
結構戦争されてますし、ちょっと観光に、というのは難しい。

それでも できの良い義弟(在Xラン)の報告によると彼の住む、首都からは遠い町(しかし、有名な観光地でもあるらしい)に来る物好きな旅行者といえば元気の良い日本人のご年配の方々か同ドイツ人がほとんどとのこと。
いま、ロンドン、パリなどメジャー観光地は日本のお隣の大国(北のXシアと西のXュウ国)から怒涛のごとく観光客が押し寄せていますから、メジャーな都市での日本人観光客はいつの間にかマイナーな存在になりつつあります。

さて、今日の本題。

Xランといえば、ペルシャ帝国。イvsイ戦争。ホメイニ師。というイメージが私の中では強いのですが、今は特に危険信号点滅中ですから、やはりある意味物騒なイメージも付きまといます。
(Xラン人の方には失礼にあたる言葉かもしれませんが。すみません、個人的見解を正直に申し上げるとそういうことになります。)

先日、シンタイケイヤク の件で 私を煙に巻いた日本語の達人、X-ランド人のPさん。こちらも私とそう大差ないイメージをXランに対してお持ちのようです。(再登場!)

(すみませんここから伏字できません。内容が伏字をすると意味がなくなるので。)

ある日、奥様(日本人)のお友達からお電話を Pさんが受けられました。

Pさん 「すみません。今、妻は出かけております。」

友人  「そうですか。ではご伝言をお願いします。 ・・・とても残念なことなんですが、共通の友人である ○○子さんが イガン で亡くなられたと連絡が入りました。」

Pさん 「えっ? イラン で亡くなった?」

友人  「いえ。 ガン です。 癌で亡くなったんです。」

Pさん 「ええっ! ガン撃たれたんですか?」

どうやら最初に イラン とインプットされたので、そのイメージから離れられなくなってしまったようです。
訃報をお伝えしようとしたご友人は電話を切る前、噴出すのをこらえるのに必死だったとのこと。(後日談。)



c0180339_2252380.jpgことほどさように、国のイメージは一旦固定されると、なかなかぬぐいきれないものがあるようでございます。



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by Rottenmeier-ffm | 2009-04-23 00:06 | ヘタリア的エピソード | Comments(2)

ヘタリア的エピソードⅩ電車編

電車関連でヘタリア的エピソードもうひとつ。

そう、それは4年ほど前の出来事。
パリの展示会を訪れていた私は、ブリュッセルでのミーティングに出席することになり、パリ-ブリュッセル間を国際特急タリスにのって一日で往復したのでした。

確かそんなに時間はかからなかった気がします。片道3時間もかかったっけ?

一昨日ぶーたれたように、タリスの車内は、

汚かった。

ミーティングはとある企業でのプレゼンも含まれたので私は結構緊張していた。

タリスはがらがらで私の乗った車両には2-3人しか乗っていなかった。

しばらくすると車掌さんが
「チケット拝見。」とやってきた。

バッグからチケットを出して車掌さんに渡す。
「ブリュッセルまでですね。」「おひとりですか?」

・・・見たらわかるやろ。

ミーティングを数時間後に控えた私は、緊張からか普段とは違って愛想がなかったのですが、車掌さんは愛想がとても良かった。

私はプレゼン用の資料をチェックしてみたり、何となく落ち着かない時間を過ごしていたのですが、しばらくしたら、車掌さん、戻ってきたんですね。

で、通路を挟んで隣の席にお座りになった。

おい、勤務中じゃないのか?

にこにこ笑ってこちらを向いているので気になって資料のチェックも続けられず、

なんか用?
と言いたいところをこらえて、とりあえずそちらを向いてみた。ら、

その後、20分ぐらい真剣にナンパされた。

さすがフランス系。(ベルギーもオランダ系とフランス系に分かれると見ている。)

正直、うざい。

何より、

働けよ。(怒)

と言いたい。いくら乗客が少ないとはいえ、やることあるだろう??

まさか、車内でで勤務中の車掌さんにナンパされると思いませんでした。

貴重な体験と申しましょうか。



もっと正直に申しますと、ナンパされたのは久しぶりでしたわ。

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by rottenmeier-ffm | 2009-03-06 10:18 | ヘタリア的エピソード | Comments(1)

ヘタリア的エピソードⅨ電車編

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ものすごく昔の話です。私も若かった。
デンマークに滞在中、一ヶ月インターレイルチケットを使ってヨーロッパ放浪の旅を敢行しました。
ヨーロッパ圏内電車乗り放題チケットなので、リュックを背負って街から街へ。若いからできた旅行です。

さて、友人と待ち合わせてロンドンから始まったインターレイルの旅。
パリから夜行列車で一路イタリアへ。クシェット(簡易寝台)を予約していたので、6人一部屋、私は3段あるベッドの一番上で昼間の疲れもあって眠りこけていました。

深夜、フランス-イタリア国境あたりで個室のドアが遠慮なく開けられて深い眠りを思いっきり妨げられました。

「パスポートコントロール!」

・・ああ、はいはい、国境なのね。(当時はEUではなかったのでコントロールは結構厳しかった。)

私のパスポートを見たとたん、

「*@+?*}<{*+=**!!!」
とパスコン係官が叫ぶではありませんか。
意味不明でしたが、じゃぽね、とかいったのがなんとか聞き取れました。

叫びに答えて、外の係官が3-4人バラバラと集まってきて私のパスポートを囲んで熱く語り出した。

若き日の私は何かまずいことでもあったのかと、寝ぼけた頭で困っておりました。


お察しのとおり、奴らはイタリア人。

ただたんに、当時インターレイルチケットで旅行をする日本人は少なかったのですね。
そのパスポートコントロールの係官、日本のパスポートが珍しかっただけです。

そして、私の日本語のサインを指さして、たどたどしい英語で、

「僕の名前も日本語で書いてくれ。」

・・・深夜なんですけど。
同室の旅人達からの冷たい視線にはお気づきでない? (KYと言う言葉がこの当時あったら・・!)

ボールペンと紙を渡されて、しょうがなく検査官達の名前を聞き取ろうとする私。

ジャンフランコやマテオやフランコとか言う典型的なイタリアのお名前を書かされました。夜中に。

で、書き終わった紙を返したら、奴ら、なんて言ったと思います?


「えらいシンプルやなあ。おまえのみたいにむずかしそうやないやんか。」


・・・つまりカタカナで書いたことがお気に召さなかったとお?

深夜、人をたたき起こして無理矢理名前を書かせて、そのリアクション?

そういえば私が会った初めての正真正銘のヘタリアは彼らだったかもしれません。



職権乱用ですよねえ。
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by rottenmeier-ffm | 2009-03-05 15:51 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

北の国の女性

今日はちょいと昔話を。
ヘタリア的エピソードと言って良いものかどうか。
笑える話ではないのですが、私にはとても印象深い話です。

私は1985年デンマークInternational people's college Helsingoer (IPC) と言うインターナショナルなスクールで4ヶ月間学んだことがあります。
そこではいろいろな年齢の生徒が世界各国から集まって4ヶ月1タームで寮生活をし、平和の国際運動や、デンマークの歴史など、多種多様な講座を英語、またはデンマーク語で受けることができます。
先生はデンマーク人が多いですが、中には海外からデンマークに移り住んでいる方もいらっしゃいました。

そこに、確かデンマーク史の講座を担当されていた70歳はゆうに超えていらっしゃる女性の先生がいらっしゃいました。
私はその講座には参加していませんでしたが、生徒を数名ずつ先生の自宅(学校の敷地内に先生も住んでいる。)に招いてくださいました。
IPCの教師用住宅は小さな一戸建てでこじんまりした木の家が敷地内にぱらぱらと建っていたでしょうか。
その上品な70代の女性教師はこじんまりした部屋でアンティークと化した家具に囲まれて質素に暮らしておられました。

私が1年のデンマーク滞在の後日本に帰国して、さらに数年後、おそらく1990年ごろでしょうか、IPCの先生と結婚された日本人女性Sさんを通して、かの女性教師がお亡くなりになったことを知りました。

お名前は失念しましたが、先生は白髪のとても上品な老婦人でした。英語もデンマーク語も流暢に話されていました。
・・・そうです。先生はもともとデンマーク人ではなかったのです。
元ソビエト連邦の現在のバルト3国のどこかから避難されてきたとうかがいました。。

元貴族の家系のご出身だったそうです。幼い頃、家庭で話されていたのはロシア語ではなく、フランス語だったとのこと。 そういえばロシア皇帝にフランスかぶれがいらっしゃった記憶があります。貴族の間ではフランス語が話されていたりしたのでしょうか。

1917年のロシア革命の頃おそらくデンマークに避難されてきたのではないかと推察されます。
その頃彼女は10歳前後だったかと。

日本人女性Sさんがある日この先生の自宅前を通りました。なんとなくお台所の窓を見るとキッチンでお湯が沸騰しているのが見えました。

”お湯が沸いているのに気がついていないのかな? 危ないかも。” 

と思って近寄って窓から除いてみると、いつもの通りに先生が台所の食卓テーブルの前に腰掛けていらっしゃるのが見えました。

しかし、様子が少し変です。

いやな予感がして、あわてて学校の事務局に助けを求めにいきました。

・・・・やはり先生はそのときにはもうお亡くなりになっていたそうです。

おでこに擦り傷があったらしいです。
おそらく、心臓発作か何かで一度転倒されたんでしょうね。
しかし何とか持ち直してきちんと椅子に座りなおして、そこで息を引き取られた。

なんとなく、そのときのご様子が目に浮かぶようです。

今となっては先生からいろいろなお話を聞くことができないのが残念です。
もう数年生きていれば生まれた国がまた昔の名前を取り戻し独立される様を見ることができたでしょうに。
一族の方々はおそらくソ連時代にばらばらになってしまわれたのではないかと思います。

それにしても波乱万丈な人生を歩まれたのだと推察いたします。

そしてきちんと背筋を伸ばして椅子に座って眠るように息を引き取られたご様子を思い浮かべると、
”貴族の家に生まれてその教育を受けた人は、最後の一瞬まで自分を律することを忘れなかったのだな。”
と思います。

波乱万丈の人生をまっとうし最後は静かで美しい幕を引かれたのは、人生の先輩として尊敬します。

バルト3国というと、この北国の美しい人生を終えられた女性をまず思い出します。


自分が死ぬ間際にあってもちゃんと自分を律することができるかどうか、これは普段の生活態度にかかわってくのでしょう。
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by rottenmeier-ffm | 2009-03-01 00:08 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

ヘタリア的視点Ⅷ スカンジナビア編

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あー後10分で空港に向かいます。
貯めておいたヘタリアエピソードを本日はアップします。

では、次回は日本からアップします。



フィンランドと言うと、清澄な空気と空、またはサンタクロース、そしてなんと言っても

ムーミン

でしょう。
トーベヤンソンさんの不思議な世界に小学生の頃からはまりっぱなしです。(まだはまったまま)
図書館で借りまくったムーミンシリーズの数々。

最近、かもめ食堂と言う映画がはやったらしいですね。まだ見ていないのですが。
そしてフィンランドがブームになったとか。

ヨーロッパの北の果て、のんびりした田舎。と言う感じがぴったりの国。

ヘルシンキ郊外に仕事の取引先があります。
小さな会社ですが、とてもきっちりとした仕事の仕方をします。
メールのやり取りもちょっとほのぼのとしています。

(プライスの交渉は結構きつかったですけどね。)

ところでヘタリアのネタになりそうなフィンランドネタは、日本人の持つフィンランドのイメージを覆すものです。

フィンランドデザインと言えば北欧デザイン
フィンランドと言えば、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーと同じくスカンジナビアの国。

・・・と皆さん、思ってますよね?

私は思ってました。

ところが、その話をデンマーク人の友達にしたとき、彼女達は一笑に付したのでした。

「フィンランドはスカンジナビアンとは違うよー。」

え? そうなのか? ずっとスカンジナビアと思っていた。

「ちゃうちゃう。全然違う。 言葉も違うし。」
「スカンジナビアはSAS(スカンジナビア航空)に参加している3国のみ。」

いや、確かにフィンランドはフィンエアーがある。しかし、地理的にも、そうねえ、国の色的にもスカンジナビアではいかんのか?

・・・どうやらいかんのやそうです。

フィンランド人はマジャール人を始祖とすると読んだ事があります。ハンガリーと同じなんですよね。言葉もハンガリー語に近いとか。

フィンランド人ご本人(取引先のおっちゃん)はなんとなくどっちでもいいような感じのご返事をされました。
まあ、ロシア側にも、スェーデン側にも、痛めつけれれた歴史があるし、

私は私。

と思っていらっしゃるところがありありと感じられました。

おそらく、フィンランドはかつてソ連? なんてことを言うとフィンランドの方に石を投げられるでしょうが、スカンジナビアと言うのも、それはそれで、だめなのかもしれません。

フィンランドはフィンランド。  以上。
ということで。

以前アムステルダムの展示会に出展したとき、あるとあらゆる国の方が弊社スタンドに来てくださいました。
そこで一人の背の高い金髪の男性が資料を請求され、まあ、会話が始まったわけです。

「どちらからお越しですか?」

「・・・・スカンジナビアです。」(←そういえば”スカンジナビア出身”と言う言い方ははこれまで聞いた事がなかった。)

「????デンマーク?スェーデン?ノルウェー?」(普通国名を言うよなあ。)

「・・・・・」

後でいただいた名刺には ラトビア と言う住所が。

正直、

ラトビアがどこにあるのか詳しくは存じませんでした。(す、すみません。)


ヨーロッパの北部で、昔のソ連の一部。ぐらいしか知らなかったし。

しかし、スカンジナビアで無いことは知っていた。

あの、ラトビア人の方は、あまりにもみんながラトビアのことを知らないので、

「スカンジナビア周辺の国と言うことにしといてよ。」

といいたかったのかもしれません。

おそらく、

「元、ソビエトユニオン 」

とは死んでも言いたくなかったのではないか、とお察しいたします。



出展する側での展示会では結構いろんなことに気を使います。
お客様にめったなことはいえないし。
昔は地理が簡単だったなあ。ソ連ですんでたし。(←問題発言だな。)
いや、また世界地図を手元において勉強させていただきます!

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by Rottenmeier-ffm | 2009-02-22 00:14 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

ヘタリア的エピソードまとめ

c0180339_3292551.gif日本とヨーロッパ、歴史が違うわけですから様々なギャップがあります。カルチャーショックも受けます。
ショックを受けた中で特に記憶に残っているものをヘタリアエピとしてこのブログにアップさせていただきました。

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それにしても思い出すエピソードが20年近く前のことが多いのは、やはりその頃まだ若かったヨーロッパに対して免疫が無かったので見ること、聞くことすべてが新鮮だったということでしょう。

今は、ドイツ人友人からも、
「まあ、あなたは半分ドイツ人だから。」

日本の知人から、
「なんだか、考え方がドイツ人みたいですねえ。」

とどめにアメリカ人の知人から
「あなたの話す英語は、まるでドイツ人の話す英語だ。」

・・・・ポジティブに考えると、ちゃんと環境に順応しているということでしょう。
(そういうことにしておきましょう。)

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ドイツに順応した結果、自覚があるのは

理屈っぽくなった。

正論を吐くようになった。

なんにでもとりあえず謝っとけ、とは思わなくなった。(←態度がでかくなった。)


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つまり、

可愛げがまったくなくなった。

これを是とするかどうかは 「私の近い将来が幸せであるかどうか」 にかかってくるということなのでしょう。

私のドイツ生活は続きます。


実は今日ベルリン出張中です。明日はベルリンで市場調査。どこかでアップできるかな?
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by Rottenmeier-ffm | 2009-01-30 17:53 | ヘタリア的エピソード | Comments(0)

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