ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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カテゴリ:デザイン( 12 )

ワーゲンフェルト デザインセンターブレーメン

ブレーメンには20年近い付き合いのある工場があり、何度も通っている街です。とはいえ、工場で仕事の後は日帰り出張がほとんど。そのままICE(新幹線)に乗ってとんぼ返り(往復9時間かかります。)―だったのでブレーメンの音楽隊で有名な街中を散策する機会はなかなかありませんでした。今回久しぶりにブレーメンに一泊したので翌半日を観光に使いました。お目当ては私の場合美術館です。
ブレーメンの美術館は規模がそこそこ大きいそうですが、今回はその向かいのデザインセンター、Wilhelm Wagenfeld Haus ヴィルヘルム・ワーゲンフエルト記念館に行ってきました。
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ワーゲンフェルトはブレーメン出身の産業デザイナー。バウハウスを代表するデザイナーの一人です。ワーゲンフェルトは1900年生まれ。90歳で亡くなるまで現在も様々なブランドで製造され続けている製品のデザインを残しました。
今回の美術館の催しのテーマは ”Stapeln. Ein Prinzip der Moderne.” スタックする。(重ねる)モダンデザインの原則。とでも訳しましょうか。バウハウス以降の数々のデザインアイコンとも言える製品が並びます。  
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重ねることがテーマですので家庭用品から家具までいろいろなデザイナーによる製品が丁寧に整然と展示されていました。ちなみにWMFやZwiesel、テーブルウェアやキッチン用品メーカーでワーゲンフェルトデザインの製品は今も購入可能です。(お値段は結構しますが。)
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1955年にデザインされたサラダサーバー。
ドイツプラスティック製造会社、Johannes Buchsteiner Plasticwerk から発売されたようです。このブッフシュタイナーという製造会社はプラスティック製品が一般に普及する時代の先駆け的存在だったと推察します。現在もランチボックスのようなものを作り続けています。
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この美術館でお土産としてサラダサーバーを4セット購入しました。プラスティックですから価格も安いもんです。しかし、美術館でワーゲンフェルトの一連の偉大な功績を見た後では、このサラダサーバーはひときわ輝いて見えます。
素材はPPです。一見乳白色のガラスのように見えます。PPでこんな色が出るとは知りませんでした。
実際手に取ると軽いし、100円ショップで売っていても違和感は無いと思います。なんと言ってもシュリンクパック包装でステッカーが貼ってあるだけと言う残念な外装。
しかし、もしこれがカッコイイパッケージでワーゲンフェルトオリジナルデザイン、と説明されていればもっと高く売れるのに。と思います。いや、あの、ワーゲンフェルトデザイン、ですよ!きちんとしかるべき外装で店舗で販売すべきです。
製造メーカーのブッフシュタイナーのホームページでも、ドイツアマゾンでもこのサラダサーバーを見つけることはできませんでした。あの美術館以外何処で売っているのでしょう。
このメーカー、商売の仕方間違っているんじゃないでしょうか。どうにもプラスティック素材の製品は安かろう悪かろうと見られがちです。
しかし、この乳白色のPP素材がいつか使い続けて行くうちに少し黄ばんできたとしても、それはそれで少しヴィンテージっぽくなって良いのではないかと思います。美しい、機能的な製品が的確な素材で作られている場合、それがプラスティックであってもきちんとした価格で販売するべきだと思います。
ヨーロッパの豊かさと言うのは、普段の生活に見られる文化の蓄積こそが、それであると感じます。
ちゃんとした物を使ってちゃんとした物を食べて、日々それなりに快適に過ごしていければ言うことはありません。
All's right with the world!


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by Rottenmeier-ffm | 2017-02-06 23:00 | デザイン | Comments(2)

我流色彩論。

昨日の続きのような内容になります。

色彩論の講義はとりました。はるーか昔に。(遠い眼)
すみません、XX教授。何も覚えていないです。
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でもヨハネス・イッテンの名前は多分色彩論の講義で初めて聞いたと思います。
変わった方だったようですが(↓写真参照)、造形論、色彩論、をまとめた人です。
日本の美術教育理論の基本的な部分はバウハウスに負う所が多いと思います。
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そもそも色彩論について初めて体系的にまとめた人物はかの、ドイツの誇るヨハン・ヴォルフガング・ゲーテさんだったのですから、ドイツは色彩論におけるメッカと言えましょう。

明度だの彩度だの専門的な話はさておき、私が常々色について考える時、
色は 「組み合わせ次第で美しくも醜くもなりえる。」
そして、「その素材・デザイン(形)にふさわしい色は確かに存在する。」
この2点をまず判断基準にします。

長年、家庭用品業界に身をおいた結果、プラスティック素材について勉強することが多くなりました。
産業デザイナーの方とも多く知り合う機会に恵まれ、学生時代の講義では知り得なかったことも学びました。
合成樹脂でも「この色だったら、別の合成樹脂にしたほうが発色がよくて質感も生きたのに。残念だな。」
と言う具合に素材と色の相性が分かるようになって来ました。
(仕事以外では全く使えないトリビアなんですけどね。)

眼から来る情報で判断する色についてとはまた別に、感覚や身についた習慣から来る色に対する判断もありますね。

例えば、キッチン用品。
ドイツで一番良く売れるキッチン用品の色は 
イタリアで一番良く売れるのは 
日本は言わずもがな、 

カラフルなキッチン用品が増えましたが、結局のところ各国とも売れる色は決まっているようで。
食習慣や色に対するイメージが国によって違うのでしょうね。

どうやら一般的には、一つの製品を見た場合、自分の持っているイメージで色を判断して、好き嫌いの結果を出しているのではないかと察せられます。
色彩論的判断や、組み合わせの良し悪しなどについては、実際のところあんまり考えてない。

特にファッションの場合、本当はもっと色に関して厳密に考えるべきなんでしょう。

もし、無難な色のみに普段こだわっていると、突然変な色に走ってしまうのではないかと思われるのです。
つまり、昨日のブログにコメントしたびみょーな色合いのジャケットを着るドイツ人の男性達のように。

普段から、色についてもっと注意を払っていれば、
「突然何を思ったのか?」と思われるような派手な色や(←たまに見かける)、
「ちょっとそこまで原色は・・・。」と言うことで中途半端に妥協した色、つまりびみょーな色に行き着くことはないのでは?と思うわけです。

いきなり原色のゴルフウェアを着て現れ、
「・・・それはないな。」と周りに無言で引かれてしまう日本のおぢ様たち。
どぶねずみ色ばかりを着ていると、クールビズの際何を着たらいいか分からなくなるでしょう。

ドイツ人と日本人、変なところで共通点があるかもしれません。(いや、昨日のみきさんのコメントによるとイギリスもこの傾向が強いのか?)

色彩理論について先鞭をつけ、理論体系を築いたドイツ。
しかし、センスと言う意味では、いまいち。

日本の伝統色は美しい。着物と帯の組み合わせをはじめ色についてのこだわり、センスはすばらしい。
しかし、新しい素材に対する色のセンスはまだまだ磨くべきところがあると思います。

私個人の色のセンスの良し悪しについては触れないでやってください。武士の情けです。

*本日の落としどころ*

センスは理屈じゃ良くならない。

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by Rottenmeier-ffm | 2011-07-10 23:37 | デザイン | Comments(2)

ドイツ人の色彩感覚。

ドイツデザインは言わでもがなですが、バウハウスに端を発し伝統的に機能重視で無駄が無く、端正で美しい。というのが特徴とされます。

ヨーロッパ各国のデザインの特徴と言っても、もちろんデザイナーの個性やそれぞれの作品、製品に個性があるわけなので一括りにするのはかなり荒っぽいことと思われます、が、
が、
それでもヨーロッパ各地を歩いた経験によると、国民性によるデザイン、色彩の嗜好というものはあると思います。

ドイツ人の色彩感覚がヨーロッパ他国に比べてすばらしいか、といわれると
私的には

残念ながら・・・と申し上げなければなりません。

お隣のフランスさんの色彩センスは、シックで意外な色の取り合わせを得意とし、「さすが」とうなります。

ちょいと上のほうのスカンジナビアンさんたちは、透明感のある、さわやかな色の使い方をしますね。

南のイタリアさんは楽しい色使いが多く、特にこのデザインにはこれしかない。という色を選ばせるとすごいですね。単色で色を決めさせるにはイタリア人が一番か。(例えばフェラーリの赤。)

ドイツさんは形は美しいのです。計算されつくしていて。素材をそのまま生かしたデザインなんかは、素敵です。産業デザイン、建築デザインでは世界をリードしています。

ああそれなのに、それなのに。
ファッション、特に色使いは・・・わたしの好みとは程遠く。

聞いた話で恐縮ですが、ドイツ人はの組み合わせを好むらしい。
紫のお花がすきなんだそうで。つまりお花と葉っぱの組み合わせは好き。(自然界の中では確かに美しい。)
しかし、この2色の組み合わせは非常に難しい。通常この2色を組み合わせると、ださくなります。(いや、個人的意見ですが。)

確かに、洋服も緑系、どの国よりも多い気がする。
昨日披露いたしました、初め買ったスポーツジャケット
私が白を選んだのは、ドイツ人が着ている色に
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この3色が圧倒的に多いから。あと、青系もそれなりに多いな。
それを避けたら白になった。
(まあ、腰までの短いデザインのジャケットですから、デザイン的に白が可愛いと思ったので。)

この(↑)黄緑、というか、緑はドイツ人の好む色です。

単色で好き嫌いを言うのはあまり好きではないのですが、その素材にふさわしい色というのは存在します。

ファッションセンスをどうこう言える立場で無いのは百も承知で申し上げると、ドイツ人男性のジャケットにもびみょーな色を良く見かけます。
紫というか、小豆色というか。びみょーなんです。
あとはやはり緑というか、若草色というか。(黄色のネクタイを合わせる人多し。)
中年以上のおぢさんが好む色なのかな。若い人がこの手の色を着ているのはあまり見かけない。
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正直、色がどうこう以前にファッションセンスがもう、あれ、です。
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by Rottenmeier-ffm | 2011-07-09 18:33 | デザイン | Comments(14)

ピンク考察。

昨日、トレンドカラーについて考察いたしましたが、そこで
「そろそろ日本の消費者もピンクから卒業して欲しいもんだ。」
というようなことを書きました。

私は単色で好き嫌いはありません。

しかしピンクが用いられる商品、その商品が使われるシチュエーションは

・・・嫌いかもしれません。

あまりにも露骨に
「かわいいでしょ。」

というものからは、どうしても引いてしまう。

ここ数年家庭用品関連商品で一番良く売れる色は PINK でした。

しかし、プラスティックのピンクというのはなぜか

下品になりやすい。

まあ、その下品な感じをうまくデザインに取り入れたものは良いのです。
しかし、

「売れるからピンクにしとけ。」

という製造者の意図が丸わかりの商品は、もう 「うざい。」という一言で葬り去りたいです。

ピンクというと私のイメージはロココです。

ロココというと
おフランスです。

フランスの文化は興味があり、好きなこともたくさんありますが、
ロココは・・・どうも相性が悪いんだかなんだか。

美術館のロコココレクションの部屋は

「ああ、ここはすっ飛ばしていい部屋だ。」
ということで、直線に歩いて過ぎ去ります。
(なんだかみんな一緒に見えるし。)

・・・ああ、今日は結構な人数を敵に回したかも。

ピンクが全部嫌いというわけではないです。(←いまさらフォローしても遅いか?)

しかし、みなさん、ピンク以外の色にも目を向けましょう!
製造者に楽をさせる必要はないです。

ついでにパステルカラーっつうのもやめませんか?
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by Rottenmeier-ffm | 2010-01-18 05:24 | デザイン | Comments(2)

モホリ・ナギ展

Schirn Kunsthalle (シルン クンストハレ) で開催中のモホリ・ナギ展に行ってきました。
バウハウスで教鞭をとったことで有名な芸術家ですが、今回は彼の油絵のみならず
舞台芸術、プロキシガラスを使った彫刻まで、彼の生涯にわたっての作品をわかりやすく展示していました。

ハンガリー生まれだったのですね。変わったお名前だと思っておりましたが。
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バウハウスのモホリ・ナギというと抽象画をすぐに思い浮かべたのですが、
今回印象に残ったのは彼のグラフィックデザインでした。

グロピウスと一緒に、バウハウスの本を出版し、そのデザインの多くは彼の手に寄るものであったということを始めて知りました。
(もしかしたら学生時代に習っていたかも知りませんが。汗)

彼によって装丁された本は究極のタイポグラフィーデザインによって、簡潔、かつ、美しく仕上げられています。

やっぱりアルファベットって絵になりやすいです。
日本語のタイポグラフィーって複雑すぎて、(漢字、ひらがな、カタカナの3種類あるものね。)ものすごくいじりにくい。

うっかりカメラを持っていくのを忘れました。残念。しかし、買ったまま、まだちゃんと読んでいないバウハウスの本にモホリ・ナギのこと、ちゃんと書いてありました。

バウハウスについて興味は尽きません。
現在のデザインの原点はやっぱりバウハウスだと思います。

バウハウスをもっと哲学的に解説した本があればなあと思います。(出来るだけ日本語でお願いします。)

ミュージアムショップで原研哉さんの 白 (Weiss) という本を見つけました。(ドイツ語で。)
こんな、専門書がドイツ語に翻訳されているのでちょっとびっくりしました。

日本語版を日本で買ってみようかと思っています。
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by Rottenmeier-ffm | 2009-12-07 00:44 | デザイン | Comments(0)

画材

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コピックというカラーペンがこれだけ増えました。
日本で買い込んでまいりました。

コピックは日本のメーカーのペンで、イラストレーターや漫画家の方達がご愛用と聞いております。

趣味のお絵かきを始めるとき、

いわゆる「絵手紙」 

「仲良きことは美しき哉」 (なすときゅうりの絵付) 風のものはあまり書きたくなかったし、

風景のスケッチもあんまり興味が無かったのです。

旅先で、たまたま前に座っていた人が、どっぷり口を開けて眠っていたりした場合
スケッチしたりすることはあります。

今のところ描きたい絵は、どうやらお気に入りのアニメーションフィルムから切り取った一場面。(のアレンジ)

素人には勉強になります。アニメーションになっている画は省略が上手にできていて(整理されていて)描きやすい。でもデッサンは割りとしっかりしてます。

久しぶりに他の人が描いた絵を写し取るのではなく、バラを描いてみました。

・・・しかし、コピックってこれだけ色があっても、グレイ系を主に買ってきたので、花を描くには色が足りません。

それに、バラの花ってむずかしいねえ。
思ったより時間がかかったので悔しいからUPします。
植物はやっぱり水彩で描くべしなのか。もうちょっと練習します。

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by Rottenmeier-ffm | 2009-10-14 00:34 | デザイン | Comments(0)

デザイン王国

デザイン王国=デンマーク
これはあたっていますね。

昨日のゴミ箱にせよ公共物のデザインがかっこいい。
こんな環境で育った子供が、どうしてダサくなるでしょうか?

・・いえ、居るんですけどね。デンマーク人でダサい人。
特にファッション的にはあんまりかまわない人も多いし。

しかし、町並みは美しいところが多いです。

コペンハーゲンの友人のオフィスの裏は運河。
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友人宅。 手狭になったので、このうちは売って近所に大きなうちを購入したらしい。来月引越し。
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チャリンコ族多し。
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駅前の自転車置き場。
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オーフスの市庁舎はアルネ・ヤコブセン設計
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空港のカートもかっこいいです。
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この電車をデザインしたの誰でしたっけ?お、思い出せない。
(思い出した方はご一報を)
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この電車、結構遅れて痛い目にあうんですけどね。


・・・とにかく、そこここに北欧らしいデザインがいっぱい。
それだけで幸せでしたわ。

私信:姉上様。お誕生日おめでとうございます。・・・たぶん読んでくれてないと思うけど。

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by Rottenmeier-ffm | 2009-08-26 00:01 | デザイン | Comments(4)

デンマーク便り1

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デザイン王国デンマーク

デンマークに出張を兼ねて休暇の一週間。
出発はフランクフルト空港から。
すでにデンマークデザインを見つけました。
アルネ・ヤコブセンのセブンチェア、しかも革張り。一脚おいくらなんざんしょ。
お金がかかっています。
(いつも一脚ぐらい頭に載せてもって帰ったらだめかしらと思う。)

今回はSAS(スカンジナビアエアライン)で一路コペンハーゲンへ。

昨年末以来、8ヶ月ぶりのデンマーク。
コペンハーゲン空港は私の好きな空港のひとつ。其処ここにセンスのよさが。

そして、DSB(デンマーク鉄道)でフレデリシア(友人宅のある町)まで2時間ちょっとの旅。

DSBはCI(コーポレートアイデンティティー)確立の先駆者として有名です。
(確か、学生時代に習った。←何十年前だ?)

DSBの電車のデザインも素敵です。
しかし、デザインは良くても、これが結構遅れたりする。
今回はいつの間にか乗るはずだった電車がキャンセルされていたのを知らずに結局一時間まちぼーけ。
。。。この怒りはどこへ。。。

そして良いお値段します。
DB(ドイツ鉄道)高いなあと思うことがありますが、DSBも高い。
日本在住の方で北ヨーロッパを旅行される際は、ユーレイルパスなどを使われることをお勧めします。

さて、久しぶりに友人と再会!

つづく。
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by Rottenmeier-ffm | 2009-08-16 04:17 | デザイン | Comments(2)

秘密兵器。

さて、先週末まで日本に居たロッテンマイヤーが ”絶対ゲットするぞ。” と意気込んでいた秘密兵器をご紹介します。
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コピックというカラーペンです。
どうやらグラフィックデザイナーの方たちは、現在これをお使いのようで。
昔はパントンのペンを使っていたような気がします。(どれくらい昔かというと・・・・ほんの20数年前のことよ。)
それがね、昔は高くてなかなか買えなかったのさ。

今回は大人買いしました。
と、言っても、100色ぐらいある全色そろえたわけではないです。
たぶん一番使いそうな陰影をつけるのに便利なグレーとブラウンのトーンをそろえてみました。

かぶらペンなぞは、ドイツの画材屋さんで前に買っておきました。

これでイラストを描く秘密兵器は揃ったわけだ。

あとは、そう、技術次第。・・・・・(これが大問題)

少しずつ練習していきたいと思っています。
何故、練習なんぞするのかというと

老後の趣味はこれにしようと思っているので、まだ新しい技法なんかに対応できるうちにぼちぼち始めようと思いまして。(気が早いか?)

コンピューターのグラフィックソフトを使って描くこともやって見たいです。
しかし、これは誰かにちゃんと習わないと難しそう。
(ちなみにイラストレーターもフォトショップもごく基本動作しか知らないので、イラストを描くほどの技術はとてもない。)

コピックを使ったはじめてのスケッチ。
近所の猫。 写真を送ってもらったのを絵にしてみました。
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コピック、使いこなすまでちょっと時間がかかりそうです。

ちなみにこの猫、顔は小さかったのですが、体がものすごく大きくて、もし後姿しか見えなかったら絶対狸だと思ったと思う。

ドイツは、猫も人間もでかいっす。(顔は小さいけどね。)

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by Rottenmeier-ffm | 2009-06-16 01:38 | デザイン | Comments(0)

良いデザイン。好きなデザイン。

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「音楽を傾聴するとき、人はもはやそれ以上のものを欲望しない。すべてを持ち、目標にたどりついている。この芸術はすべてを充足しており、世界は、そのなかで完全に反復され、語られている。それは諸芸術で第一位の芸術、王位にある芸術である。音楽のようになることが、あらゆる芸術の目標である。」
哲学者ショーペンハウアーのお言葉

もうちょっと短くしたのが
「あらゆる芸術は音楽の地位を憧れる。」
ワルター・パーター先生のお言葉。(ちなみにこの人についてはウィキに載っていなかったのですが・・・だれ?)

ロシア出身画家カンディンスキー(バウハウスの先生でしたね。)も音楽を絵画に表現することに挑戦されておりました。

この高尚な始まりの文章をいきなり自分の職業まで引っ張ってくるのも、ものすごく強引で申し訳ないのですが、続けます;

バイヤーとしての見識、ということが職業柄常にわたしの頭にあるわけです。

バイヤーとして家庭用品やインテリア雑貨などに数多く接し、一般消費者に紹介していくという役割を担うことは、ある意味自分自身の選択眼を問われるということ。

グラフィック、インダストリアル、を含めてデザインはわたしの一生をかけての課題ですし、ティーンズのころから関心を持ち続けてきた分野です。

が、未だに 「好きなデザイン」 と 「良いデザイン」 の区別がつかない。

仕事に私情は厳禁と思うものの、なかなか難しいです。

それに我々の仕事は、マーケットで一般消費者の方達の審判を仰ぐわけで、最終結果は商品が売れるか売れないかで決まるというおちがついてくる。訳です。(これは時の運も係わるかなり神頼みなおちです。)

それで、良いデザインの私なりの判断基準が実は (↑はじめに戻る)上記の格言ですわ。

音楽に関しては、すでに10歳になる前に「自分には才能が無い。」ときっぱりピアノを習うことをやめてしまったわたしです。(今にして思えば賢明な判断でした。)

あらゆる芸術が音楽の地位に憧れる。だとおお?
と、最初はけんかうってんのか・・賛同しかねた言葉なんですが、

「モーツァルトの音楽に耳に残りやすく、万人が覚えやすい曲がたくさんある。」
そして
「良い音楽は、鼓膜に、脳に、神経に、良い影響を与える振動を持っているのではないか。」

どこかの本で読んだ受け売りなんですけど、この2つの文章とショーペンハウエル先生のお言葉を鍋に入れてぐるぐるかき回したら、わたしなりの結論に達しました。

音楽は最も原始的なところで人類として持っている本能に働きかけることができるのではないか?

だとしたら、多分良いデザインとは、音楽のように人が持つ本能に影響を与えられるデザイン。

印象に残るデザイン。記憶に残るデザイン。

ではないだろうか。

という考えに帰結しております。

正しいかどうかは、知りません。(逃げ腰。)

展示会に行って新商品をいきなり何百アイテムも見せられ、使い勝手、価格、材料、輸入条件、エトセトラを瞬時に見極めることが必要であるわけです。

デザインについてもややこしい判断基準があったら、しんどい。(←ここポイント)

ものすごーく遠回りをしましたが、良い音楽のように記憶に残るデザインを施された製品を探して、これから始まる数々の展示会を巡って行きたいと思います。





あさってからフランクフルターメッセ ハイムテキスタイルが始まります。(実は明日からと勘違いしていた。)
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by Rottenmeier-ffm | 2009-01-13 02:56 | デザイン | Comments(0)

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