ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


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ドイツの本屋考察

昨日久しぶりに街中に出たのでこれまた数ヶ月ぶりに大型書店を訪れてみたのでした。
もしかしたらクリスマスシーズン以来きていなかったかもしれない。

世界各国本屋さんに行くのはとても楽しみです。
たとえ一行も読めない本でも表紙を眺めているだけで楽しい。

本屋さんの雰囲気が好きなのかも知れません。
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久方振りのこの大型本屋さんは、以前にまして本以外のものを売るスペースが広くなっていました。
本以外の商品は

ギフト雑貨
文具
ラッピング用品
玩具

特に乳幼児向けのおもちゃの数は普通のおもちゃ屋さんより豊富な感じです。

レジに並んでいる人もおもちゃを持って並んでいる人がちらほら。
イースター前だったので休暇中、親戚や友人の集まりに参加する人もたくさんいるのでしょう。そういう人のプレゼント探しには結構便利かもしれません。

もちろんイースター休暇に持っていく本を物色している人も多い。
大型連休直前の本屋さんはとても混雑していました。

大型書籍店はカフェが併設されていて、購入前の本を試し読みしながら休むことができます。
c0180339_21423939.jpg

各階に大きなソファーもあり、へたり込んで購入前に読みふける人も。
c0180339_2143277.jpg

おしゃれ雑貨もたくさんあってなんだかとてもおしゃれなお店になっていますが、以前より本の量が減っているのと、本売り場がわかりにくくなっています。

本屋さんはオンラインショップ(アマゾン)や電子書籍に存在価値そのものを脅かされ始めています。
ドイツ語の出版書物は英語、中国語についで世界第三位。日本語出版物より多いのです。

ドイツのブックメッセはフランクフルトとライプチヒが有名です。世界最大規模のブックメッセです。
ドイツ人のグーテンベルグが印刷機を発明し、いまだに世界一といわれる印刷機械の製造工場はハイデルベルグに有ります。
電子書籍に対する危機感はかなりあるはずです。

フランクフルトで一番大きな本屋さん、どうやらエンターテイメント性を高める方針のようです。
子連れで遊びにこれる場所。イケアとちょっと似ている気がします。

欲しい本がわかっているならアマゾンで探すほうがずっと簡単。そして探すのが困難な本であればあるほどアマゾン以外で見つけることは不可能である時代です。

品揃えや利便性でかなわない相手に対抗する手段は今のところ、「楽しい時間を過ごせる場所の提供」しかないのかも知れません。

リアル店舗の一番の強みは実際に物に触れられる。
そして購入目的が無くてもディスプレイされた商品をぶらぶら見て歩くことができる。

店員と話すという楽しみがほとんど無いドイツです。(どんな店であっても店員の愛想は日本に比較して悪い。と申し上げます。)
御用聞きは存在せず、日本のブティックや老舗のように店員の器量を測る基準が「その店員を目当てに来る顧客が何人いるか」というわけでもなさそうです。

リアル店舗の存在価値を高めるのは日本より困難であるのかもしれません。

本屋に行っても仕事から離れられない。

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by Rottenmeier-ffm | 2012-04-05 21:47 | ドイツ生活 | Comments(8)
Commented by らくだのせなか at 2012-04-06 07:42 x
この本屋さん、規模はぐんと小さいですが、砂漠市にもあります。
実は、学術書などは、専門書店でお店の人にアドバイスを受けながら買うのが一番で、こういうチェーン店じゃ買わないんですね。で、それ以外の本で買いたいものが決まっている場合、まずはアマゾンの古本から探してしまう。

こういうオールマイティーな大きい書店チェーンは、生き残るためには方向転換せざるを得なかったのでしょうね。
うちも、こぶ太郎が生まれるまでは、よく夫婦で土曜日の午後に出かけて、「座り読み」してました。
Commented by mai at 2012-04-06 21:20 x
なんとwドイツ語が恋しいと思いましたよ!
ンhKのTVドイツ語見ての話し。
でも、どんどん英語になりつつあります、こっちをなんとかしないと。ブラッシュアップしたいのは英語なんてちょっと悲しいw
Commented by Rottenmeier at 2012-04-08 01:39 x
らくだのせなかさん、そちらにもこの本屋さんありますか。らくだのせなかさんがこぶ太郎君と本屋で和んでいる風景って想像するだけでほんわかしますな。
Commented by Rottenmeier at 2012-04-08 01:40 x
maiさん、ドイツ語が恋しいと?!なんと。日本に居る間、ドイツ語なんてすっかり忘れている私です。しかし、ご主人もいらっしゃるのでしょう?ドイツ語、不自由しないのでは???
Commented by shikoudana at 2012-04-08 19:48
初めまして、スウェーデンに住む出版業界論を専攻している大学生です。ドイツが好きでドイツに住まれている日本人の方のブログを色々とよく覗かせてもらっています。本屋事情についてはとても興味あるところなので、ドイツでの本屋について書いていただいてとても興味深く読みました。スウェーデンも本屋事情は同じ様な感じです。再販制度がないので、ネット書店での価格が町の本屋の半額という事も多くあり、私自身も書籍関係の仕事を目指しながら、また、町の本屋を救いたいという気持ちもありながら、やはり差額の大きさに参ってしまいネット書店で購入するばかりです。(続く)
Commented by shikoudana at 2012-04-08 19:49
(続き)確かドイツは期限付きの再販制度。スウェーデンで行われているブックフェアでもドイツからの専門家の方が「スウェーデンの本屋を救えるのは再販制度だけ」と語っていたこともありました。私もどちらかというと再販制度賛成派ですが、東京新宿のジュンク堂が店じまいをしたという話をきいて、本屋離れは価格だけが原因じゃないとも思い始めています。
2月にデュッセルドルフに遊びに行ったとき、大きな都市ではないにも関わらず(といってもスウェーデンの都市と比べれば比較にならない程の大きさでしたが!)、大きな書店が町のところどこにあって羨ましく思いました。それでもきっと以前に比べると生き残って行くためにもいろいろな工夫が必要になってきているのでしょうね。写真も含めドイツの本屋事情を覗く事ができました。ありがとうございます。また遊びにきます!
Commented by Rottenmeier-ffm at 2012-04-09 03:02
sikoudanaさん、コメントありがとうございます。スウェーデンで出版業界論ですか。珍しい?のではないのですか?北欧各国語のようにマイナーな言語の場合出版社が生き残るのは大変だと思います。
実は電子書籍関連で調べていることがあります。すぐの話ではないのですが、お差し支えなければメールアドレスをカギコメで教えていただければうれしいです。また遊びにいらしてください。
Commented at 2012-04-09 19:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

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