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ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

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ディアンドル

実はこの写真は、友人の市役所での結婚式に出席した後、撮った写真です。
ディアンドル_c0180339_23394671.jpg

つまり、友人達の結婚式の後に同じホールで結婚式を挙げたカップルです。
同じように家族や友人が集まり、シャンペンで乾杯をしていました。

写真を撮らせてもらったのは、あまりにも伝統的な新郎新婦の民族衣装に感心したから。

ディアンドル、というバイエルン、チロル地方の民族衣装。

ミュンヘン市内にはまだまだ沢山ディアンドル専門店があります。
もしかしたら東京や大阪の日本の着物や浴衣専門店より密度が高いかも。
(ちなみにフランクフルトでこの手の専門店は見かけません。)

ディアンドルは結婚披露宴、その他のパーティーには今でも年齢に関係なく良く着られるようです。
日本で夏祭りや花火大会で若い女の子が浴衣を着ることが多くなった今日この頃、ディアンドルもちょうどそんな感じで、チャンスがあれば逃さず着用される特別な服なのかな。

日本人もつい、可愛いから、という理由で購入する人もいるらしいですが、

・・・やっぱ、似あわないらしいっすよ。

どういう訳か、やっぱりドイツ人(たとえそれが半分でも)の血が入っていないと似あわない。
できれば胸は大きい方がよろしいようです。
それと、平べったい体形では無理。前後に幅のある体つきでないとだめなようです。

ドイツ人が浴衣を着たら「ちょっと無理やりな感じ」というのが想像に難くないですが、日本人が着るディアンドルもきっとそんな感じなんでしょう。

民族衣装はどういう訳かその土地の生まれの人にしか似あわないですね。

ちなみに毎週土曜日のビクトリアンマルクトに結構年配の男性数名がバイエルン地方の民族衣装を着こんで、ビールを飲んでいるんですが、あれは「民族衣装愛好会」かなんかの集まりなんでしょうか。
皆さん立派な鹿の尻尾の毛?で作った帽子飾りをふさふさと頭に生やしておいでです。

日本の男性で着物で歩かれている方をついぞ見かけなくなりましたが、昔は父も時々着物を着ていたなあ、ということを思い出し、ちょっと懐かしくなったりしました。

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by Rottenmeier-ffm | 2011-10-19 23:44 | ドイツ生活 | Comments(4)
Commented by Kisa at 2011-10-21 01:42 x
夏にオーストリアに行ったとき、滞在地でディアンドル(現地ではトラハトと言うらしい??)を着たおばあさんを何人か見かけました。外国人が日本人の着物を見て綺麗だ〜!というのをやっと同じ視点で理解出来たような(笑)生地やエプロンの柄まで細かくて、ついつい見とれてしまいました。こちらの生地のお写真もそうですが、ディアンドルのエプロンの柄や色使い、ブラウスの襟の形とか、きっとその地域地域の特徴なんかが色々あったりするんでしょうね。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-10-21 16:54
Kisaさん、そうそう、ブラウスの形はかなりバリエーションがあるようですね。そうか、地方によって違ったりするかも。ミュンヘンの専門店ではかなり、いろいろな種類を扱っているので、いまや地方独自のというより、デザインの好みで選んでいる気もします。おばあちゃんが着ているのはかわいいですよね。
Commented at 2011-10-23 15:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2011-10-24 20:36
かぎこめSさん、おばあちゃんの晴れ着だったんですよきっと。昔から大切にされている民族衣装というのは良いですよね。

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