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ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

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Bioのお値段。

昨日のお肉のお値段比較へのコメント、特にゆき珠さんのコメントに深くうなずく所のあるロッテンマイヤー。
Bioのお値段。_c0180339_1293313.jpg

有機野菜ならやっぱり肥料は、肥やし。
つまりそうです、回虫の恐れがあるはず。
そして当然虫食いがあってしかるべし。

ドイツスーパーのBio野菜はきれいです。
虫食いはほとんどありません。

トマトはほとんど水耕栽培みたいにガラスハウスで育てられていると思われます。
それなら虫も管理できますね。
もしかしたらズッキーニやナスなんかもそんな風に育てられているのかも?

日本に比べるとヨーロッパは植物につく害虫が少ないそうです。
日本のように植物に最適な湿気のある気候に比べて、ヨーロッパの乾燥した空気では確かに虫は少ない。
(私がヨーロッパに住んでいて、数少ないありがたいと思うことのひとつ。)

さて、お肉はさておき、Bioマークのついたお野菜、その他の食品のお値段。
私の感覚では、30%から50%、ビオマークのついていない商品に比べて割高、とみていますがどうですか?

もう数年前になりますか、ドイツのTVで街頭インタビュー。
「あなたはBio野菜、食品を買いますか?」

結果は買わない人のほうが多かった。

理由は
「高いし、その割には味も変わらないし。」 ごもっとも。

野菜の栄養価はBioも普通の野菜も全く変わらず。
と言うことでした。

うーん。
農薬や化学肥料がどれほど害になるのか、
そりゃー中国のように浴びせるほど高濃度の農薬を使っていれば体に悪いのはわかります。
(生産者は「危なくてあんな物食えるか」、とおっしゃっているとか。あくまでも輸出用。)
が、必要最小限に使われていた場合、どれほど体に悪影響を与えるのか疑問です。

ベビーフードなら確かに気を使うでしょう。
しかし、スモッグもタバコの煙もあふれている環境で、たくましく育ってきた大人たちが今更、微量のケミカルを気にしても時既に遅いのではないかという気もするし。

ドイツのディスカウントスーパーALxIのお野菜。火曜日の昼過ぎ、結構新鮮なお野菜が入ってきています。そして普通のスーパーよりさらに安い。
他の曜日だとしおれたのしかなかったりするのですが。

Bioスーパーでしか野菜は買わなかったりした時期もあったのですが、ディスカウントスーパーの方が新鮮な野菜があるケースに気付き、物によってはディスカウントスーパーにわざわざ買いに行くこともある今日この頃。

結局のところ、私はBio信者ではありません。
「安全そう」で、「おいしい」、の優先順位が「値段の違い」より高いと言うだけのこと。
もちろん、ひとり分の食費だからです。大家族ならこうはいくまい。

日本のスーパーのようにどこで誰が作っているのか表示している野菜は、おいしそうに見えるんですが。
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by Rottenmeier-ffm | 2011-03-03 01:32 | ドイツ生活 | Comments(6)
Commented by mai at 2011-03-03 06:42 x
私も有機栽培の野菜はあまり買いません。昔、窒素肥料を多く使う野菜は土壌になんたらを(オイ 多く含むので発がん性が高いとしりました。その後「美味しんぼ」というマンガでその危険性が指摘されてて、ますます野菜はフツーのでいいやと思うように。

実は昔は高いbioの野菜だけ買っていた時期もあったんですけどねwこのスイスで!(爆w

今は、どっちの野菜も発がん性のリスクがあるなら、安いのでいいや、です。だってお味の差があまりあるとも思えないし。

で、肉は窒素問題w以外にもやれ成長ホルモンだの女性ホルモンだのと絡んでくるので、なるべく薬漬けじゃない物を買いたいと思ってますが...高い(-_-;) 
もっとも、魚も色々と食物連鎖で問題あり、養殖も薬漬けだし...

ということで、最近はあまりこだわりません、値段で選ぶかしら(オイ って感じ。

日本の外食の野菜だって、中国とか多いって言うじゃないですか。なので、諦めモード、子供産んでしまったし、好きなもん食べるわ、です。

一度、窒素肥料、発がん性、有機栽培で検索かけると、色々と怖い話が出てきますよ。
Commented by phary at 2011-03-03 07:07 x
実はALPIのお野菜結構買っています。うちのほうではしおれた野菜があったためしはありません。卵もみんな回転が速いからいつも新鮮なものしか置いてないです。同じBioでもALPIのはお値段的にも庶民に優しいからよく買っています。お肉も知人に言わせるとヘタな肉屋より品質がいいのだそうです。どこまで信用するかは個人の判断に任せるしかないでしょうけど。
例えば自分の庭に出来た完全Bioのリンゴはものすごい虫食い、自家製の小松菜もゆき菜もレースのようになるくらい青虫に食われるのにお店に並ぶBio野菜やリンゴがあんなにきれいなのはとっても不思議です。
それとALPIのBioのトマト、買った翌日にカビがいっぱいってのはいただけなかったわ。ブロッコリーの中がよく茶色になっている部分があるんだけど、あれもBioだからしょうがないのかなぁ?Bioだからってことが免罪符になっているような面もあるかもしれません。
Commented by JunJun at 2011-03-03 12:30 x
最近、『クリーンルーム』で作られる野菜が一部で流行りですよね。
何でもかんでも作ることができるわけでは無いでしょうが、土を使っていないから、害虫フリー=きれいな商品なんだそうです。
半導体業界も、メーカーが淘汰されて、不要になったクリーンルームがたくさん。野菜作りに転用するビジネスモデルもあります。
うちの会社にも遊んでいるクリーンルームが。野菜作ろうかなと、ブラックジョークを皆で言っています。
でもやっぱり、太陽の恵みをいっぱい受けた、美味しい野菜が食べたいなぁ。
Commented by Rottenmeier at 2011-03-04 18:42 x
maiさん、どうやって作られているのか、口に入れるものだけに気になります。発がん性のある物質が食物を育てるのに使われているとなると、何を食べてよいやら。究極のグルメはもはや自分で作ったものを食べるしかないのかしら。
Commented by Rottenmeier at 2011-03-04 18:44 x
pharyさん、Bioが免罪符になっている!これは言えるかも。少々しなびていたり、形が不ぞろいだったり。それでも普通の野菜に比べて高かったりしますね。無農薬だと、やっぱり虫に食われるんですね。それが自然と言う物か。
Commented by Rottenmeier at 2011-03-04 18:48 x
JunJunさん、クリーンルームで作られたお野菜、意外といけるかも?これからは野菜は工場で作るようになるのかもしれません。宇宙戦艦ヤマトでも確か艦内で野菜を育てていましたね。アニメが本当になるかも。回虫や虫食いの野菜もいやで、農薬まみれの土壌もいやならクリーンルームを選択するほかなさそうな気もするんですが。

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