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ドイツと日本、往復しながら考えた。さて、どっち向かって歩いて行こうか。


by Rottenmeier-ffm

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ベルリンフィル・ダンスプロジェクト

ベルリンは文化度が高い街です。
草の根的な文化活動もあれば、世界に名だたるベルリンフィルがとてもユニークなイベントを行ったりすることもあります。
Zukunst@BPhil Dance Project という
ベルリンフィルと若いボランティアのダンサー達(多分5-6歳から16-17歳 多分ベルリン在住の子供たち。)のコラボイベントを見に行ってきました。
ベルリンフィル・ダンスプロジェクト_c0180339_094558.jpg
この指揮台にサイモン・ラトル氏がもうすぐ立たれます。
場所はいつものコンサートホールではなく、ベルリンアレーナ。
バスケットコートが真ん中にある体育館でした。
コンサートホールのような完璧な音響効果は期待できませんが、思ったよりこじんまりしたアレーナだったので、音も素人にとっては充分すぎるぐらい。

サイモン・ラトル指揮(常任指揮者)のベルリンフィルによるガーシュウィンの演奏から始まり、
ゲストのリンカーンセンタージャズオーケストラによるジャズの演奏。
そして両楽団によるジャズ楽曲の合奏をバックにいよいよダンサー達の登場です。

カラフルなスポーツウェア風ダンスウェアを着た子供たち。配色は考え抜かれていました。ミックスされても、されなくても美しい色の組み合わせ。デザインも斬新です。これは素人仕事ではありません。(お金かかってます。)
ダンスの方は素人だけど一生懸命。 
5-6歳の子供たちのグループから始まり、徐々に「この子達はバレエをずっと習ってきている子達だな。」というハイティーンのグループによる難度の高いパフォーマンスになって行きます。

総勢多分200名近い素人ダンサーを振付けるのは大変だったでしょう。
ベルリンフィル・ダンスプロジェクト_c0180339_2359926.jpg

それにしても、バックの演奏がベルリンフィルとアメリカからのゲスト楽団、しかもサイモン・ラトルが指揮をするという豪華さ。

一般の若者が参加して超一流の芸術家と一緒にパフォーマンスを作り上げることが出来る機会があるというのはなんという贅沢でしょう。

「こういう土壌が豊かな人材を育てていくのだなあ。これが本当の贅沢な環境というのではないか。」としみじみコンサートの後、シュプレー川沿いを散歩しながらホテルに戻ったのでした。(22時過ぎでもまだ明るいです。)
ベルリンフィル・ダンスプロジェクト_c0180339_23593399.jpg

ベルリンフィル・ダンスプロジェクト_c0180339_2359481.jpg


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by Rottenmeier-ffm | 2010-06-17 04:24 | 旅情報 | Comments(3)
Commented by toramutti at 2010-06-17 15:40
あぁ、いいなぁ。
一番最初のこのプロジェクトは、映画になりましたよね。DVDで観ました。
ラトルは前任地でも、同じようなプロジェクトを立ち上げたと覚えています。
ラトルの指揮をライブで。。いいなぁ、いいなぁ、です。私、ラトルの大ファンなので。。。
Commented by Rottenmeier-ffm at 2010-06-17 20:05
toramuttiさん、さすがにお詳しい。そのDVD見てみたいです。探してみようっと。ベルリンフィルのコンサートは一昨年辺りから行くようになりました。ラトルさんが振るときを狙って。(小澤さんの時もありましたが。)今回のチケット行く前日に電話で予約しました。わりと簡単に取れます。それにたったの10ユーロ!です。普通のコンサートはそれなりに高いですが、ベルリンに行く時は必ずベルフィルのスケジュールはチェックするようにしています。
Commented by toramutti at 2010-06-17 22:02
Rhythm is it!です。1枚のと3枚組のCollektor's Editionがあります。3枚組の方は、ベルリンフィルがダンスの子供達を招待して、「春の祭典」を演奏したライブ録画/録音とか、いろいろはいっています。
たしか、2回目のプロジェクトもDVDになっていなかったかなぁ。
ラトルとベルリンフィル・・夢です。

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