Kochbananen- 調理用バナナ- とやらがスーパーで山積みになっておった。

ドイツではあまり見かけぬものである。

私がこの青くて一見熟していないだけのバナナが調理用であると知りえたのは、
かれこれ15年以上前になる、ジャマイカ旅行中であった。
彼の地ではバナナを炒めて食す。
まあ、それは目からうろこでありましたことよ。
それ以来中華料理屋でバナナのてんぷら等のこめかみが痛くなるほど甘いデザートを食す機会はあったものの、ジャマイカで食べた、あの、奇怪な青いバナナを食べるチャンスは無かった。
ところが、近所のスーパーに突然山積みになっておった。
買わずにはおれまい。
どうやらスーパーマーケットチェーンの大手、バイヤーがなんか、
まちがった勝負に出たのだろう。
「ドイツ人の貧弱な食卓に新しい食材で革命を起こすのだ!」
と勇み足を踏んだに違いない。
青いバナナ(英語的にはプランテーンと呼ぶらしい)をドイツ人の日常食にする壮大な企画を思いつく前に、もっと重要な、小松菜、とか、菊菜とか、水菜とか、日本風の南瓜とか、サツマイモとか、ごぼうとか、にらとか、
ああ!もう!いっぱいいろいろ足りないお野菜はあるでしょうに!
なんで、青いバナナ?
ちなみにこの調理用バナナはジャマイカではたっぷりの油でいためて食べておりました。
私も炒めてみました。(皮が固くて剥きにくかったと申告しておきます。)

・・・やっぱり、いも。
ドイツの「スィートポテト」とやらと似て、
甘くも無ければ香りも大してない。
ぱさぱさとほくほくの間ぐらいの触感。
うーん。
もう少し黄色くなってからほかの2本は試してみることとしよう。
ドイツ在住の皆さま。Xewe 今行けばたぶん売っています。
お試しになるときは一番無難な食べ方はたぶんたっぷりの食用油で炒めること。
私はフライパンにふたをして蒸し焼き状態にしました。
なんせ、いも、ですから火をしっかり通さないと固いと思われます。
日本の皆様、日本で簡単に購入できないからと言ってがっかりされる必要はございません。
正直、食べないと一生後悔するもんではないと、申し上げておきます。
スーパーのバイヤーの壮大なる試みは失敗であると思われる。もうすこしがんばりましょう。

今日は今年初めての雪
